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【セバスチャーニ】 ≪Sebastiani≫ ■Hall of Fame(栄誉殿堂)の名に恥じぬ名作の数々 ソノマ・ワインの発展を影で支え続けた偉大なる一族

◎お陰様でシリーズ900本突破。
品種によってはナパをも凌ぐ、カリフォルニアを代表する一大ワイン産地、ソノマ郡。この地で1895年から四世代に渡って100年以上もワイン産業、そして町の発展を支え、パイオニアとして活躍してきた偉大なワイン一族が存在します。それが "セバスチャーニ・ファミリー"。そして彼らの手によって立ち上げられた造り手が、ソノマの名門【栄誉殿堂入り】ワイナリー、『セバスチャーニ・ヴィンヤーズ』 です。
お蔭様で当店でも既にシリーズ900本を突破するロングセラーを放ち、ソノマの人気筆頭アイテムとして定着しております。ギフトにも好評で、カリフォルニアにお詳しい方へ贈られても「おっ…センスがいいな」と思って頂けるでしょうし、単純にワイン・ファンの方にも、「あ、美味しい!」とお気に入り頂けることと思います。「そんなにイイの?」…とまだこのファミリーとワイナリーをご存知無い方もおられるかと思いますので、以下に詳細をご案内させて頂きます。知っておいて損のない造り手です。
-- Sebastiani Family --
『〜ソノマで最も古い歴史を持ち、最も革新的で、最も産業発展に貢献した偉大な一族〜』
…と呼ばれるセバスチャーニ家。初代サミュエルは「ソノマの開拓者」と、二代目オーガストは「近代カリフォルニアの父」と、三代目ドンは「天才的嗅覚のやり手プロデューサー」と呼ばれ、常に時代の先陣を切ってこれまでの歴史を歩んできました。この偉大なる一族の米国上陸は1800年代にまで遡ります。
▼サミュエル・セバスチャーニ(Samuele/ソノマの開拓者)
1895年、イタリアからの移民であるサミュエル・セバスチャーニは、いくつかの職を転々として蓄えを得ると、9年後の1904年に畑を購入し、ソノマ・コミュニティーやサン・フランシスコのレストランに卸すためのワイン造りを始めました。ところが軌道に乗りかけた頃に訪れた不運が、禁酒法と不景気という二重苦でした。しかしサミュエルはこれに屈することなく、特例的に許された教会用と医療用のためのワインを細々と造り続けます(ソノマの生産者で、禁酒法を乗り越え、且つ今も第一線で活躍し続けているワイナリは殆ど存在しません)。またそれだけでなく、思うようにワイン生産が行えない間、職を失った周囲の人々のために尽くし、スケートリンク、アパート、映画館、ミーティングホール、缶詰工場などを次々と建設。町の雇用を守ることに力を注ぎました。1944年に亡くなるまでワイナリーのみならず町の発展に多大なる貢献を果たし、そのためソノマの地では今でも崇拝され続けています。
▼オーガスト・セバスチャーニ(August/近代カリフォルニアの父)
オーバーオールがトレードマークの息子のオーガストは、父サミュエルの死後すぐにワイナリーを引き継ぐと、オリジナリティ溢れる発想と独自の技術開発により新たな品種やブレンドに挑戦し、また設備と生産の拡張に力を注ぐなど、規模と品質の向上に努めてセバスチャーニを「ソノマの立役者」から「加州全体のパイオニア的存在」にまで引き上げます。1940年代当時には「アメリカで最も優れた技術を持つ革新的な職人」として高い評価を受け、後にアンドレ・チェリチェフやモンダヴィ翁と並び "近代カリフォルニアの父" と呼ばれるようになりました。
▼ドン・セバスチャーニ(Don/天才的手腕のプロデューサー)
1980年にオーガストが他界した後、妻シルヴィアと夫婦の息子であるサム、ドン、マリー・アンら家族での運営を経て、1986年にドン・セバスチャーニがワイナリーを引き継ぎます。すると彼の類稀なプロデューサーとしての手腕が開花。セバスチャーニの生産量は200万ケース(2400万本)から一挙800万ケース(約1億本)へと急増し、複数の派生ブランドを抱える巨大ワイナリーへと成長を遂げます。 しかしドンはセバスチャーニのワインを「量」から「質」へ焦点を定め直すべく、2001年にセバスチャーニ本体以外の全ブランド(タラス/ターナー・ロード/ネイサンソン・クリーク/ヴァンダンジュetc...)をコンステレーション社へと売却。これが無事完了したこをと見届けると、なんと妹のメリー・アン夫妻に後釜を託し、自らはセバスチャーニを離れてしまいます。
2001年、ドンは息子のドニーとオーガストJr.を引きつれ、インターナショナル・ネゴシアン、『ドン・セバスチャーニ&サンズ』 を立ち上げました。その後の快進劇は 『ペッパーウッド・グローヴ』 でもお伝えした通り。ドン・セバスチャーニ&サンズは設立わずか4年目にしてかのハーラン・エステイトやベンジガーらと並ぶ【アメリカン・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー】を受賞。さらに同年、サン・フランシスコ・クロニクル誌でも【スーパー・カジュアル・ワインTOP100】に選ばれ、2007年には生産量200万ケースに達し、父と祖父が80年かけて築いた同量を、ゼロからわずか6年で到達。彼が天才プロデューサーと呼ばれる由縁となっています。 |
そんなドン・セバスチャーニが妹夫婦に託したセバスチャーニ本体が 『セバスチャーニ・ヴィンヤーズ&ワイナリー』 です。現在でもファミリーによるオペレーションは残っていますが、「フォーリー・ファミリー・ワインズ」の傘下に入りました。
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▼セバスチャーニ(Sebastiani Vineyard & Winery)
フォーリーは今最も勢いのあるグループで、メンバーには「え?そこも?」といったワイナリーが連なります。例えば、『チョーク・ヒル』 『イオス』 『メラス』 『クレト』 『ファイヤーストーン』 『テ・カイランガ』(NZ) 『ゴールドウォーター』(NZ)などなど、2011.8現在で全40弱のワイナリーが兄弟ブランドとなっています。ドン・セバスチャーニが立ち上げたセバスチャーニ&サンズは奇抜でセンセーショナルな活動、そしてそのインパクトに全く負けない高品質なワインで派手に注目を浴びていますが、メリー・アン夫妻に託されたこちらのセバスチャーニ・ヴィンヤーズ&ワイナリーは、対照的に静かで堅実なワイン造りの歴史を世襲し、高品質なワインを低価格に保ち続け、愛好家からは根強い人気と絶対的な信頼を寄せられています。
◎Hall of Fame(栄誉殿堂入り生産者)
セバスチャーニの品質の高さと実績は、その年最も素晴らしい活躍を果たした生産者に送られるW&S誌【ワイナリー・オブ・ザ・イヤー】の受賞回数にも表れています。現在までに "8度" もの選出を誇り、これは 『ギャリー・ファレル』(11回)、『デ・ローチ』 『フラワーズ』 『アイアン・ホース』 『セリエム』(10回)、『ガイザー・ピーク』(9回)らに次ぐソノマ第7位となります。6度以上の受賞生産者にのみが名乗ることを許される≪Hall of Fame(栄誉殿堂入り生産者)≫にも選ばれています(全米に35生産者のみ:2011/9現在)。

栄誉殿堂入りまで認定されるほどの高品質なセバスチャーニのワインを、クオリティーからは考えられない低価格に抑えてくれているのが、彼らが長年かけて手に入れ、拡張してきた見事な自家畑の存在(↑画像)。銘醸ルシアンリバーやさらにそこに内包される小区画グリーン・ヴァレー、そしてチョーク・ヒルにソノマ・ヴァレーの小区画ソノマ・マウンテン、そしてアレキサンダー・ヴァレーまで…。ソノマ各地に点在する畑はいずれも一等地にあり、隣接する畑が超プレミアムの名の在るグロウワーだったりすることも。これらと同品質の果実を買い付けで揃えようとすれば、とてもこの価格では収まりません。
▼醸造家:マーク・リオン(Mark Lyon)
その上等上質な葡萄をワインに仕立て上げる醸造家がマーク・リオン。彼はS.F.C.誌にてワインメーカーズ・ウォッチに取り上げられ、その年の同誌年間TOP100には、なんと3銘柄ものワインを排出した辣腕。2003年にはレストラン・ワイン誌から【ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー】をも受賞しました。1979年から実に30年近くもセバスチャーニにて活躍を続けています(チーフワインメーカーになったのは2001年から)。セバスチャーニ・ファミリーの結束は固いのですが、一方で仕事となると1986年に長男のサム・セバスチャーニを解雇したことでもわかるとおり、非常に厳しくもあります。そんな一族から「彼は既にファミリーの一員」と言われるほど重要人物として認められ、本当に良い関係が出来上がっています。
長年の伝統、手の行き届いた畑からの良質な葡萄、腕の良い醸造家…それらが本当に良い形でひとつにまとまっている(この価格帯では非常に稀な)素晴らしい例だと言えます。実際それを指摘するこの造り手に対する賞賛の声は、WS誌の【Higlhly Recommend】、QRWの【Winery of the Year】、W&S誌の【Hall of Fame】など拾い上げていくときりがありません。
私イナムラ@てんちょ的には一つの持論…「2,000円台までの同一ブランドに4品種以上あった場合、その全てが旨いということは、まず無い。」 …という法則があるのですが、これも簡単に看破。5,000円、1万円クラスの高級品なら別ですが、この価格帯ですとどこかしら不得意分野がありますし、何かしらヴィンテージによる出来の良くない作品が出てしまうものなのですが…セバスチャーニにはそれ(弱点)がありません。何を、いつ飲んでも美味しい…。流石は殿堂入り生産者です。
あれこれお試し頂きたく、今回どれでも組み合わせ自由でセバスチャーニ【6本で送料無料】(クール便代除く)とさせて頂きます。ぜひトライしてみてください。今後当店の定番アイテムとして長いスパンにてご紹介したいと思っていますが、皆様にとってもお気に入りワインになって頂ければ嬉しいです。
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