CoolParms
(クールパーム
ズ) 社製 Bex Runner(ベックスランナー)
動静脈吻合
ほとんどの哺乳類は体が毛皮に覆われています。しかし、それら動物の中には気温が氷点下数10度の厳寒から真夏の最高気温が30度を超えるような厳しい環
境の中、1年を通して元気に活動できるものもたくさん存在します。
彼らはどのようにして体温調整をしているのでしょう?近年この疑問に関する研究が世界中
で進んでおり、特に米国スタンフォード大学生物部のCraig
Heller教授らの研究チームは哺乳類の肉球には動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう Arteriovenous
Anastomosis:通称AVA)と呼ばれる特殊な血管構造があり、それが熱交換器の役割を
していると報告しております。
人の場合、動静脈吻合は手
のひらにあります。この、熱交換器は体
の芯の体温(核心温)を直接冷やす効
果があります。
激しい運動や、高温の環境下での作業を行った場合、運動効率が下がるばかりではなく熱中症に
なり危険を伴う場合がありますが、AVA経由での核心温の冷却は、冷やした
タオルやシャワーなどよりは
るかに効率よく冷却が可能であると報告されています。
さらに、この方法による冷却で、筋肉疲労が軽減され、運動量の増加とより快適な運動環境が得られることも報告には
含まれております。
BEX
Runnerとは
米国テキサス州に本社を置くCool
Palms社のBEX
Runnerはこの原理を
利用したランナー用の冷却
グッズです。
製品は保冷剤を肌に優しいソ
フトな繊維で包んであり、マ
ジックテープのついた一体型のストラップで手のひらに固定する形です。使用方法はとても簡単で、まず製品を冷凍庫で4時間また
は凍るまで冷却していただき、トレーニング中、手のひらに
巻いて固定していただくだけです。
最初に使用したとき、特に体の芯が冷却されているといった感覚はありませんが、実際に使用し
ているといつの間にか以前より
長時間、または長距離のトレーニングができることにお気づきになることでしょう。
これは、もともと体に備わっている放熱装置を
より効果的に使用しているためであり、筋肉や体の芯の温度上昇が抑制されている表れです。
この夏は、例年にも増して気温が高
く、また節電のため、室内も高めになっています。外出時
のお供に、また室内にて暑さを感じる場
合、装着するのもよいかと思います。熱中症対策に
もなるでしょう。