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ウィットネス・ツリー・ヴィンヤード |

(ワイナリーについて)全てが自社畑より
オレゴン州ウィラメット・ヴァレー、エオラヒルズ在
約21haの広さの自社ぶどう園より(平均収量26hl/ha)とても少ない収量でワインを産出している、Witness Tree Vineyard
(ウィットネス・ツリー・ヴィンヤード) 。
オレゴン州都Salem(セーラム) の北西に位置するEola Hills(エオラ・ヒルズ) に約40haの土地を持ち、その内の21haのぶどう畑で全て自家栽培のピノ・ノワールと少量のシャルドネ、ピノブラン、ヴィオニエを生産しています。
(ウィットネス・ツリーその名の由来)
Witness Tree Vineyard は、古いオークの木(画像)にちなんでつけられた名前ですが、これは、1854年に測量士がDonation
Land (入植促進のため州や連邦政府が無償に近い条件で譲渡した下げ渡し地)のNo.51 の目印になった樹で、2004年の7月8日には150周年を迎えた歴史があります。
(葡萄園について)
ヴィンヤードは東南の斜面にあり、朝早くから日が当たり、一日中暖かく、また西の隆起線により保護されていてワイン用ぶどう栽培に適したすばらしい気候に恵まれています。
太平洋沿岸地方の気候により、4月から10月半ばまでの生育期間には、良い天候に恵まれながら夏には暑くなりすぎず、冬の休眠期間には、寒くなりすぎない気候条件が一級のピノ・ノワールを栽培するのに適しています。(注:冷涼地域が前提のコメントです)

土壌は主にJory(ジョリー:鉄分の多い風化岩土壌)と Nekia(ネキア:鉄分を含む風化土壌)です。
ヴィンヤードは大きく3つに分けられ、下の斜面約30エーカーは1982年に植えられたピノ・ノワール、上の斜面は1991年に植えられたピノ・ノワール、そして1999年に植えられたHanson
Vineyard(ハンソン・ヴィンヤード)があります。
(葡萄園オーガニック的志向)
ヴィンヤードは持続的農業手法(サステーナブル)がとられ、オレゴン州の認証機関LIVE*(Low Input Viticulture & Enology)とSalmon Safe**の認証を受けています。

*LIVE は、国際基準に乗っ取って決められたオレゴン州のヴィンヤードとワイナリー向けの持続可能な農業の為の基準を提供するプログラムです。このプログラムはグレープ生産者に禁止されているものや、環境保護のために要求されているもののリストを提供します。ポイントシステムを導入し、取得ポイントにより、LIVEプログラムに認証されます。
**Salmon Safe は、ヴィンヤードの斜面からの侵食や流去水が小川に流れ、天然サーモンが産卵し、生育する能力が低下しないように、LIVEプログラムと組んで、生産者がサーモンの分水界に囲まれた地域を保護しながら世界レベルのワインを生産できるように指導するプログラムです。Salmon
Safe は、サーモンの生育環境を保護・回復するために、小川に木を植えたり、流去水をコントロールする被覆作物を育てたり、雑草や害虫の管理に自然な方法を適用することを取り決めています。
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インポーター:神戸インターナショナルさんより
Vin du 268 大西 力の訪問画像集もご覧ください。 |
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ウィットネス・ツリー・ヴィンヤード
2009年7月24日訪問画像集
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(ウィットネス・ツリー・ヴィンヤード)
開花結実も過ぎ、葡萄の実が色付き始める頃に、ウィットネスツリーを訪問する機会を得ました。
ワイナリーの名前の由来になったオークの樹は、小高い丘の上に、今も天に手を広げるかのように、そびえる様にそこに鎮座していました。歴史を見守ってきた貫禄さえ感じます。その樹の向こうに見える葡萄園は、Claim
No.51で、まだ葡萄の樹は若そうでした。
このワイナリーの葡萄園は、この丘を見下ろす、斜面に広がっています。
となりの画像は、大樹に打ち付けてある、測量士の目印の証しのようです。
サステイナブル農法の葡萄園で良く見掛ける、野鳥の巣箱がこの畑にもありました。
この巣箱には、猛禽類が住み着き、小鳥達からの葡萄にとっての守護神となります。
(葡萄園での試飲)
ウィットネスツリーの樹の下で、テイスティングを行いました。
自然の中で頂くワインには、自然と協調したかのような、ニュートラルさがあり、複雑さを細かく分析したい気持ちに対して。「お楽しみください」といわんばかりに、ワインが語りかけてくれているようでした。
ピノ・ノワールは特別な造り込みを行わず、葡萄がそのままワインになりましたという、素材の美味しさを堪能しました。
また、シャルドネは、オークの強い目の香りが、果実味と見事にバランスして、しっかりとした酸味が、輪郭を形成して、まるで、力強いミュルソー村のワインを飲んでいる錯覚に陥りました。
まだまだ、ブルゴーニュに例えてしまうのは、つい、この産地の経験値が少ないと感じるからでしょうか、それとも、実際に似ているからだろうか。

上の画像はワインメーカーのスティーブン・ウェストビィ氏とツアー同行の女性の方の後姿です。
眼窩に広がる葡萄園が、このウィットネスツリーのエステートワインを支える、葡萄園です。
葡萄の収穫量を極端に落とし、葡萄本来の味わいに、この地の要素を凝縮しようとしたこのワイナリーのワインから、オレゴンの気候風土が、このエオラ-アミティ・ヒルズ地区から伝わるのではないでしょうか。
ウィットネスツリーをお楽しみ下さいましたら幸いです。
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Vin du 268 大西 力
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