今回は宮崎県西臼杵郡日之影町にある、姫泉(ひめいずみ)酒造さんの蔵をご紹介します。 日之影町は、宮崎県北部にある、橋と緑と渓谷のある自然いっぱいの町です。
姫泉酒造さんは、天保2年(1831年)創業で、7代にわたって焼酎造りに励んでこられました。宮崎県の北部、五ヶ瀬川のほとりにあるこの蔵は、宮崎県内で最古の醸造場と言われています。 この最古の蔵で、、全く新しい、手間ひまのかかった麦焼酎、「全麹(米麹、麦麹)仕込み・日之影」が生まれました。 通常は、蒸した原料+麹(こうじ)にて仕込みますが、”全麹(ぜん・こうじ)仕込み”は原料をすべて麹にしてから仕込む製法です。 「甘みやうまみ、奥深さが出るから、熟成には断然、米麹!」という姫野杜氏の長年の経験により、「麦麹+麦麹」ではなく、米麹を1次もろみに使う「米麹+麦麹」の組み合わせで造り上げました。 麦麹の使用も1回目の麦麹投入から3〜6日発酵状態を見て、2回目の麦麹を投入し、無駄なく発酵させるという”三段仕込み”を用い、他メーカーには、類を見ない、全く新しい商品に仕上がっています。 仕込み水や和水には、創業当時からこだわっている、日之影町七折地区の断崖絶壁の、天然木炭層から染み出た、口当たりやわらかな水を使用しています。