12世紀、アラブ人によってマルセイユ他のフランス各地に石けん作りの製法がもたらされました。
その後、石けん作りは、オリーブオイルや海藻灰といった石けんの原料のある各地に根付き、
中でも、地中海沿岸の産業の要地であったマルセイユは、17世紀には石けん工業の中心地的存在になりました。
1688年、太陽王ルイ14世の勅令により、製造方法と使用材料に関する厳しい基準が定められ(コルベール勅令)、
材料には72%の植物性オイルを使用し、その大部分をオリーブオイルとすることが義務付けられました。

そして、一定の方法で作られた石けんだけがマルセイユ石けんとして認められ珍重されたのです。
マリウス ファーブル社はこの伝統を伝える唯一最後のメーカーといわれています。
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