BUTTERO(ブッテーロ) という素材名は世界に知られたヌメ革の頂点に立つもので、素材の名が一つのブランドにもなっている数少ない例の一つとして知られています。
この革の特徴は、染料染色ながら高い彩度の発色と艶っぽいムラ感です。たっぷりの加脂を施し、鞣し染めの製法で素材は、手に吸い付くような潤いを湛える高級素材です。繊維密度が非常に高く、しなやかでコシが強いのも特徴です。
しっとりとした手触りに仕上げられた革素材が使い込むほどに馴染み、独特の味わいを増して深みのある上質な色艶へと変化していき、革本来の質感をお楽しみいただけます。
「ポケットに入れた際に、究極に快適なメンズ財布が欲しい」そんな思いから作られたのがこの「薄い財布 abrAsus」です。
「どういった要素が、快適さに繋がるのか」それを突き詰めた結果、出た結論が薄さを追求することでした。
そして、世界一薄い小銭入れつき二つ折りメンズ財布を目指しデザインされたのが、この「薄い財布 abrAsus」です。
abrAsus はただ単に「薄い財布」という商品を提供するだけではなく、財布の使い方を通じて、ライフスタイルの提案もしたいと考えています。
例えば、カードが10枚入るように財布を設計するのは難しいことではありませんが、「薄い財布 abrAsus」にはカードが約5枚しか入りません。
小銭入れも必要最小限の大きさに抑えています。
ただ、それら一つ一つの構造にはコンセプトがあるのです。
ゼロベースで、小銭とカードと紙幣をポケットの中に収納するための入れ物を考えたのがこの「薄い財布」です。

一般的な二つ折りメンズ財布を横から見ると、カードとコインの厚みが、財布の厚みの大部分を占めていることがわかります。
そして、一般的なメンズ財布は、二つ折りにした際に、厚みの主な原因であるコインとカードが重なる構造になっています。
そこで「薄い財布 abrAsus」は、二つ折りにした際にカードとコインを重ならない構造にすることによって、圧倒的な薄さを実現しました。
この特殊な構造によって、カード5枚、コイン10枚、お札10枚を入れた状態で、約13mmを実現したのです。

一般的なメンズ財布を二つ折りにして横から見ると、10枚から20枚のパーツ(革)が重なり合う構造になっていることがわかります。
例え薄い革でも、それだけ重なり合うと、何も入れていない状態でもある程度の厚みが出てしまいます。
ポケットに入れた際に、快適な薄い財布を実現するには、重なる革の枚数を極限まで減らす必要がありました。
職人さんと共に試行錯誤しながら、30以上のプロトタイプを作り、ミリ単位の調整を行った結果がこの構造です。
また、「薄い財布 abrAsus」は革自体を薄くすることは行っていません。革を薄く鋤くとどうしても強度が保てないからです。
革の薄さはそのままで、重なる枚数を削減することによって薄さを実現しているのです。

例えば、カード収納部分の切れ込み部分と、札押さえの部分がぴったり合わさる構造にすることによって、重なる革の枚数を削減し、薄さを実現しています。
また、二つ折にした際にぴったり合わさることによって、蓋(札押さえ)部分が左右や上下にずれにくくなっています。
二つ折りにした際に、蓋(札押さえ)部分の先端を、小銭入れ部分と本体部分の間に挟みこむことも出来ますので、一般的な紳士財布のように、バッグやポケットの中で財布が開いてしまう心配がありません。

ただ薄さだけを追求するのではなく、 使いやすさとのバランスも大切にしています。
上に開くとお札とカードが、下に開くとコインが、両方開けば全体見渡せるので、レジや自動販売機でも手間取りません。
左手で財布を持って、右手でさっと出し入れ。
お札入れは、薄さとユーザビリティを同時に実現するために、札押さえタイプを採用しました。
財布を開くとお札が見えるので、従来の二つ折り財布などより、快適にお札が取り出せるようになりました。


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