|
|
スプリングバンク16年 [1995] for Bar Show 2012
---驚き度 ( ゜Д ゜;)オォッ!---
★★☆

濃厚なシェリーの香りとやや少しの火薬っぽさ、ラムのような香り。
チョコレートをかけたストロベリーや少し酸化したワイン、そして海水の香り。味わいは思ったよりドライで、マーマレードを乗せて焼いたタルトや塩キャンディ、レモンといった味わいで、全体的に酸がしっかりありキレが良い。アフターの長さはそれほどでもなく、少しサルファリーな印象が残る。
|
|
|
ウィスキーエージェンシー パーフェクトドラム マクダフ38年 [1973] BAR BARNS 10周年記念ボトル
---驚き度 ( ゜Д ゜;)オォッ!---
★★★★☆

マクダフでここまでトロピカルっぽい感じが出ているのは経験ありませんね〜。パイナップルやライチ、缶詰のシロップ、ネガティヴな意味ではなくフルーツ系の柔軟剤のような華やかな香り。ハーブの香りも華やかさの一役を担っていますね。
味わいはアタックはそこまでパンチが効いたものではありませんが、原料の麦の存在を忘れるほど十分にフルーティ。ジェリービーンズのような甘さも。
余韻の鼻抜けなんかにはフルーティなベンリアックを少し思い出しました。これをマクダフらしいと言っていいものかどうかは分かりませんが、ブラインドで当てるのはほぼ不可能なくらい傑出したマクダフだと思います。
|
|
|
オルトモア37年 [1974] BAR BARNS 10周年記念ボトル
---驚き度 ( ゜Д ゜;)オォッ!---
★★★★

モルティな香りとフルーティーな香りが同居していて、時間が経つにつれて出てくるフルーティーさをバニラビーンズの香りがまとめています。
ボンタン飴や金柑といった柑橘系の香りも感じます。
味わいにはより柑橘系が感じられ金柑を皮ごとかじったような甘さと酸味、そして苦味が一度にやってきます。熟成の果てに得られる味わいなのですが、むしろフレッシュさすら感じる清々しい味わい。スピリッツの質の高さと程よくこなれた良質の樽で熟成されていることが想像できます。
フィニッシュはさほど長くはありませんが、この手の爽やかなモルトはこれくらいのキレがあったほうが好印象かもしれませんね。
全体的にプレーンで素材の質の高さを感じられる日本人が好きそうな
味わいだとも感じました。
|
|
|
スリーリバーズ ダンズ ラフロイグ21年 [1990]
---驚き度 ( ゜Д ゜;)オォッ!---
★★★☆

トップにはスモークの香り。焦げた皮、焼いた果物、少しエステルが強くその先にフルーティな香りが見え隠れする。加水した方が出てくるか??
味わいは香り以上にバランスが良く、思った以上に甘いアタック。
麦由来の甘さが味わいの基本で柑橘系のフルーティさ(青みかん?ぽんかん??)が乗っかっています。
アフターにははっきりと表れた柑橘の余韻と、「あ、やっぱりラフロイグだね」といったスモーキーな余韻が楽しめます。
加水してみました。香りには大きな変化はあまり感じられませんでしたが、味わいには例に漏れず甘さが引き立ち、柑橘のテイストはレモン寄りにシフトした印象です。ストレート、加水どちらもおすすめです。1杯のグラスで両方楽しむのがベストですかね。
|
|
|
グレンファークラス[1991-2011] 175th anniv. Chosen by Highlander inn for Shinanoya
---驚き度 ( ゜Д ゜;)オォッ!---
★★★★

トップからフルーティーな香り。ドライアプリコットやフィグ、焚き火に突っ込んだみかんに、バニラクリームやキャラメルソースをかけたような香り。フルーティであり香ばしくもある。樽由来のスパイス感にウッディな感じ、さらにミントの香りが全体を引き締め、香れば香るほどいろいろな香りを拾うことができますが、例のシェリー樽にある特有の『サルファリー(硫黄)』な感じは皆無です。非常に美しくて育ちの良いシェリー樽熟成モルトという印象です。
味わいは皆川さんのコメントにある通り、比較的ドライなアタックで舌を通り過ぎるくらいにデメララシュガーやコーヒーシュガー(茶色いの)などの甘さを感じ、心地良いコーヒーキャンディーやノンシュガーのコーヒーゼリーのような苦味を伴いながらフィニッシュへ。
フィニッシュには甘さより苦味が主体ですが、決して嫌な苦味ではなく、カカオ分の高いチョコレートやブラックコーヒーを飲んだあとに残る苦味に似ていて非常に落ち着きます。苦味ははっきりありますが、タンニンはそうでもなくタンニックな渋味がいつまでも残るような苦味の残りとはまた違うフィニッシュです。こういう上品なテイストは確かにオールドボトルに数多く見られる『古き良き時代』を彷彿とさせるものがあります。
加水すると少しチョコレート感が出てきましたね。同時に甘みも強調され苦味は穏やかに。ストレートで飲んで少し苦味を感じる方は、ちょっと加水するといいかもしれません。ブラックコーヒーが苦手な方(担当(お)など)がミルクを入れるようなのと同じで、当たりがマイルドになり飲みやすくなります。この辺りは本当に好みですね。
|
|