

北に南アルプス、南に太平洋。
そして、東の大井川と西の天竜川にはさまれ、大自然の恵みを受ける掛川市。
その掛川市は、昔からお茶、いちご、栗、レタス等々、数多くの農業の盛んな地域で、いちじく(無花果)も栽培されています。
温暖な気候と、粘土質でさらに肥沃な土地は、いちじく(無花果)の栽培にとって、もっとも適しており、糖度が最高20度にもなる甘いいちじくのなる地域です。
そのJA掛川市いちじく部会の農家7件の皆さんは、肥料に気を使い、また、虫がつかないようにとサージカルテープを貼ったりと きめ細かい対策をしながら、毎日休まず、手間を惜しまずかけて栽培しています。
だから、ふっくらと大きく、皮に張りがあるこの掛川いちじくができます。
また、香りがよく、お口の中いっぱいに広がる濃厚な甘さが特徴のいちじくです。
尚、いちじくは、皮が薄く柔らかい上に、一日で味が変わってしまう大変デリケートな果物です。
いちじくの専業農家7件が、完熟した一番美味なものだけを厳選して収穫したものをお届けします。


たった一枚のいちじくの葉で体の一部を隠した旧約聖書のアダムとイブ。
いちじくの葉はあまりにも有名ですが、では、どうしていちじくと言う名前がついたのでしょうか。
一説によると、一ヶ月で熟すから、いちじく。また、一日一日熟していくから、
いちじくとも言われます。
暑いほうが美味しいいちじくができるんですよ。(JA掛川 I氏談)


漢字で書くと「無花果」と書くいちじく。
字を見ると まるで花がないように思えますが、実は花は実の中にあります。
いちじくの果実を割ってみると中に無数の白い花があります。
いちじくは、実の中に花を咲かせることよって、あのプチプチとした独特の食感と、濃厚な甘さを出していたのですね。


掛川産の完熟いちじくは、お尻の部分が裂けそうになり、ヘタのところまで赤褐色に染まっています。ちょうど食べ頃のものをお届けしますので、そのまま、皮をむいてお召し上がりください。
いちじくのジャムや、いちじくゼリーや、ケーキ等のお菓子作りにもお使いいただけます。
※完熟の生食いちじくは、皮が薄くてやわらかく、とても傷みやすいです。
お手元に届きましたら、お早めにお召し上がりください。
7月末、掛川市にあるいちじく専業農家「内海いちじく農園」に取材でお邪魔しました。
内海いちじく農園の内海光雄氏は、2005年、米国で発行された雑誌「TIME」に掲載された方で、いちじくの研究にとても熱心な方です。
30アールの作地で、いちじくのハウス栽培に取り組んでいます。
肥料は、鶏糞、牛肥、配合肥料、カキがら石灰等々いちじくの木の生育状況に応じて変え、また、虫対策は、にんにく、唐辛子入り竹さくを使うなど、毎日休まず栽培してるとのこと。
取材時(7月末)に、いちじくの糖度を計ったら14度。糖度は、最高で20度になった実績もあるとのことでした。
その秘訣をお伺いしたところ、
「大地の恵みが一番。ここ掛川は、粘土質でさらに肥沃な土地と気候に恵まれているからね。」
と、こっそり教えてくれました。