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マラウィは、中央アフリカにある北海道と九州を足したほどの面積の小さな国です。大きな湖「マラウィ湖」がありますが海には面していません。残念ながら世界最貧国の一つに数えられる貧しい国ですが、日本の「たばこの葉」はマラウィ産が一番多く使われ、紅茶も4万トン近く作られています。(日本の茶の生産量は約10万トン)
最貧国といっても紅茶の産業はすごいです。
マラウィ紅茶は日本では殆ど知られていませんがケニアに次いでアフリカ大陸では2番目の生産国、世界生産量の1%以上も作られています。
ブランタイヤ(Blantyre)というマラウィ最大の都市から車で1時間ほど走ると茶園が始まり、左に南部アフリカ最高峰のムランジェ(Mulanje)山を見ながらモザンビークの国境まで広大な茶園が続いていています。 茶園のほかに、マカダミアナッツやコーヒーも栽培されています。
←肥料を撒いています
訪れたときは雨季が始まる直前・・雨を前に工場の整備や肥料撒きに大忙しでした。
マラウィで一番小さいといわれるSatemwa(サテムワ)茶園。 17世紀にイギリスから移住したファミリーの個人茶園で、マラウィの個人経営の2茶園の一つです。 しかし、小さいといって驚く無かれ・・ 通常の職員は1700人、従業員宿舎は約1,000戸、お茶の最盛期には従業員が2700人にもなり、全て手で摘んだ茶葉を一日に100トンも加工します。
さて、マラウィの紅茶はケニアやタンザニアの紅茶の高地栽培紅茶(標高1500〜2250m)に対して、600〜1300mのアフリカでは低地栽培の紅茶として知られています。濃い赤色の水色(すいしょく)が最大の特徴で主に他の産地の紅茶にブレンド用として使われています。
ミルクを入れても紅茶の紅色がしっかりとしていて、ミルクティーにとても良く合う紅茶です。マラウィ紅茶をほかの産地の紅茶にブレンドすると紅茶の水色(すいしょく)が鮮やかになり、味にもまろみが出ます。
マラウィでお茶の栽培が始まったのは約100年前。 ケニアやタンザニアと同じように、100年の栽培の歴史の中で、一部除草剤は使用しているものの基本的に無農薬で栽培されています。 そして、茶摘はもちろん一芯ニ葉の手摘みです。
Satemwa(サテムワ)茶園では通常のLTPという製法の紅茶のほかにも、緑茶やウーロン茶など新しいお茶作りにも精力的に取り組んでいます。
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試作中のお茶の数々
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シルバーチップティー
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そして、お茶の新芽だけを使ったシルバーチップティーも作りました。 シルバーチップは、お茶の葉の一芯ニ葉の葉の部分の芯だけを摘んで作ったお茶で、新芽のため発酵しても完全な紅茶の色にはなりません。
茶の樹そのものの味がでて、紅茶の世界というより、中国茶の白毫銀針ともいえます。
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お茶の樹
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真ん中の芯だけを摘み取ります
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出来上がったシルバーチップティー
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こちらのシルバーチップティーは、サテムワ茶園で作られたものを2006年9月に航空貨物で取り寄せました。
マラウィの気候と土壌によって育てられたお茶の樹の味をお試しください。
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