
日本の食卓には欠かせない、梅干し。その原料となる梅は、その昔、中国から伝来したとされています。そして、日本の気候で独特の品質に生まれ変わり、日本の味として親しまれてきました。特に紀州・和歌山県は、日本一の梅の産地として知られています。
紀州でつくられている梅は320種もありますが、その中でも梅干しの原料として最高品種といわれているのが「南高梅」という梅です。実が大粒、果肉がたっぷりでやわらかいのが特徴で、多くの農家がこだわりをもって育てています。
おいしい梅を育てるために一番大事なのは、土。微生物やワラといった有機肥料を土にまぜ、梅に適した土壌をつくります。いい土で梅の木自身の免疫力を高め、農薬などの散布も最低限に抑えています。手間をおしまず、できる限り自然に育てられた梅。これが紀州の高級梅干しとなるのです。