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[求めている音とは] 工房彩寧の実験室(モニター室)には、ミュージシャンが「ここでレコーディングができる!」と賞賛したシステムと音があります。恐らくオーディオを趣味としている方の大半は、この音を求めておられるはずです。
しかし部屋環境、電源環境、オーディオ機器、ケーブル、アクセサリー等、様々なクリアーすべき課題が大きな壁となり、それを実現できないという方が少なくありません。工房彩寧では、音質を決定付ける音の最後の出口であるスピーカーの性能向上を最重要課題として、スピーカーを設置するに相応しいスピーカーベースの開発をして参りました。
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[これまでの既製品と違う点]
1.天板にTCSオーディオボードと同じトラバーチン・キャローを使用。
2.TCSF−40と同じ石材を使用した円板インシュレーター4枚で音調整可能。
3.不要振動をハイスピードで伝達させる石材を使用した大型中板。
4.PW30と同じ白大理石を使用した大型支柱で、不要振動の床への伝達を最小限度までカット。
5.底板に対振性能の優れた御影石を使用。床からの振動をスピーカーに伝えることを防止。
6.振動伝達バランスの最も優れた円板を、全てのパーツに採用。エネルギーロスと共振を徹底的に排除。
これだけ見ても、SPB−450の凄さがわかります。更に販売前テストには、トールボーイスピーカーではなく、あえてブックシェルフ型スピーカーを使用しました。重量が軽く、エンクロージャーの振動も少ないスピーカーを使用してテストすることで、フロアー型スピーカーで効果があることを確実なものとしました。
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[なぜこれまでのスピーカーベースが四角であったか]
弊社先行販売品であるTCSオーディオボードもこの部類に入りますが、なぜかオーディオ用スピーカー専用のボードは四角いものばかりが販売されています。素材や価格の違いこそあれ、形については義務であるかのように四角いものばかりです。振動は水面をすべる波紋のごとく、円形に拡散します。当然、それを受け止めるには丸いボードが最適となります。
それなのに市場を見渡すと、不思議なことに四角いボードばかりです。何と不自然な現象でしょう!この理由は二つしかありません。手間がかかることと、コストがかかることです。焼き物のボードの場合、綺麗な円の型枠を作るのに、四角よりも型枠のコストがかかります。また、木材の場合、円にくり抜くと無駄な部分が大量発生します。金属も同じことで、型を一から作らなければならず、くり抜いた場合、発生した無駄は木材であれば無害、金属であれば有害産業廃棄物となりますから、廃棄手数料が新たに発生します。
要は、簡単に無駄なく作って利益を得たい。というのが、大半のメーカーの考えていることなのです。
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[SPB−450はここから生まれた]
SPB−450は、先行販売品であるPW30を原点としています。工房彩寧の出発点である時点から、SPB−450の構想は既にあったのです。それは制振理論に照らせば当然のことだったのかも知れません。
しかし販売までの道程は簡単なものではありませんでした。高額商品となることは予想できていたため、お客様で実験するような姑息なことはできません。あくまで工房彩寧のモニター室での実験と成果が必要でした。そのためには、設計段階から慎重さを必要とし、石材の選定、パーツの大きさの設定、組み合わせの設定、ニーズの高いサイズの設定等、様々なハードルが存在し、それを丹念に検証し、クリアーした頃には、既に3年の年月が流れていたという訳です。
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[SPB−450の威力と実験結果]
検証の結果、SPB−450を使用することにより音質がすっきりとし、不要振動が底板に到達しにくいことが判明しました。難点はTCSF−40と同じ石材で製作した円板インシュレーターの使い勝手でした。 |
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四角に比べ円ですと、2つのボードを同じ条件に合わせるのが難しいのです。検証中、インシュレーターだけでも四角にしようかとも考えましたが、天板が円である以上、使い勝手に変わりなく、音質を最優先させるためには円板であることが不可欠との結論に至り、円板の形を崩さないこととしました。様々なスピーカーで検証し、効果の高いもの、効果の認められないものがあることが判明しています。その結果を皆様に公開致します。
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[検証システム内容]
基本システム
プリアンプ(非公開)
パワーアンプ ROTEL RB−1080(ARBオーディオボード使用)
CDプレーヤー CEC TL−5100Z(PW30使用)
接続ケーブル(バランス型 非公開)
スピーカーケーブル(非公開)
※工房彩寧には、業務用モニターシステムと民生用システムがあり、業務用モニターシステムは非公開とさせて頂いております。ご了承下さい。
[実験結果]
モニターオーディオ MONITOR1 効果あり
ソリロクイ SAT5 効果若干あり
ELAC 310JET 効果なし
モニターシステム用スピーカー(非公開) 効果なし
ソニーサブウーハー SA−W305 効果あり(但し、振動が全体に伝わり、床へ振動を伝えてしまう)
上記のような結果を得ました。エンクロージャーの共振を止めていないスピーカーには極めて有効でしたが、共振を止めているスピーカーの場合、効果が少ないか得られないことが判明しました。サブウーハーの場合、効果はあるものの振動が強すぎるため、白大理石と御影石では振動を除去することができず、床へ振動を伝える結果となりました。因みに、非公開となっている工房彩寧モニターシステムスピーカーは、共振を完全に止めてあります。
この実験結果が皆様のオーディオライフのお役に立てれば幸いに存じます。
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SAT5での検証風景。只今、インシュレーターの焦点合わせ中。これが一番難しいのですが、合った途端に素晴らしい音楽が!このスピーカーの場合、インシュレーターを外側に配置したほうが良い結果となりました。
※インシュレーターの使い方によっては、スピーカーが転倒したり、あるいはボードが破損する恐れがあります。焦点合わせについては、あくまでも自己責任において、適切かつ慎重に行って頂けますよう、お願い申し上げます。
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[使い方]
使い方は極めてシンプルです。TCSオーディオボードの下に、振動処理用円板が付属したものとお考え下さい。天板の上にスピーカーを直に設置し、4枚のインシュレーターで音を調整します。特性としては、インシュレーターを内側に設置すると中高音が強調され低音は少なくなります。外側に設置すれば、この逆の現象が発生します。(重低音・低音を増やす作用はありません)
使い方のこつとしては、まずスピーカーを部屋のどこに設置するかを予め決定し、次にリスニングポイントを決定しておきます。スピーカーは横の壁に近づけると中高音が落ち、後ろの壁に近づけると低音が強調されます。このことを基本として設置作業を行って下さい。
スピーカーを設置する位置が決定したら、いよいよSPB−450の出番です。これで最後の微調整を行って下さい。これでスピーカーの音は確実に変わります。
オーディオアクセサリー工房彩寧は、これからも徹底的な検証と匠の技で、皆様に愛される製品作りを続けて参ります。
※スピーカーの音質は、ケーブルの種類や長さによっても変化します。詳しいことは、工房彩寧担当者にご相談下さい。
※製品の仕様は、予告なく変更される場合がございます。
※第一号機は底板に赤御影石を使用しましたが、より対振性能を高めるため、今後は底板に山黒石を使用致します。赤御影石が宜しいというお客様は、1セットしかございませんのでご注意下さい。
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