Qー1 一般の綿製品とどこが違うのですか?
A:一般の綿の畑では大量の農薬が使われています。地上のわずか2%の
面積にすぎない綿畑で、全農薬使用量の26%が使用されているという
報告があります。
オーガニックコットンの畑では一切化学農薬を使いません。また、綿を
糸に、布地に加工する工程でも化学処理をしません。このような作り方
をしている製品は、全ての綿製品の中で0.5%にも満たない、大変
珍しいコットンといえます。
Q−2 オーガニックとはどういう意味ですか?
A:天然性を表す言葉が多くあります。ナチュラルコットン、グリーンコットン、
ピュアーコットン。しかし、ことオーガニックと名付けられた場合はイメージ
だけでなく、栽培の背景、生産の背景が全て記録され、第三者の認定機関に
よって証明されたものに限定します。
これは世界のオーガニック市場の常識です。
Q−3 オーガニックコットンと一般のコットンは見分けられますか?
A:見た目には、生成のコットン製品と同じです。証明されているかの
表示を確認するほかありません。
Q−4 エコロジー繊維と呼ばれていますが、どうしてですか?
A:一般の綿花栽培で使われる大量の農薬は、土壌を、草木を、動物を痛め
大気を、水を汚します。また、糸や布地の加工工程ではより早く、均質で
美しいものを大量に作るという経済的な理由から、大量の化学薬剤による
処理が行われます。これも、大気を、水を汚し、生態系を狂わせます。
オーガニックコットンは、これらの方法を環境保全の立場から排除しています。
大海に真水を注ぐような運動ですが、オーガニックコットンの出現によって
綿業界全体にインパクトを与え、多くの繊維メーカー各社は少しづつエコロジー
加工を研究し始めています。
Q−5 オーガニックな製品が高価なのはなぜですか?
A:農作物の栽培で化学農薬を使わないと言うことは、昔の農業そのもので、
限りなく人手が掛かります。除草作業、防虫作業、肥料づくりなど、
どれをとっても膨大な手間と時間が必要です。これが全て人件費として
コストに入ってきます。
綿の場合は白い綿で一般のものの3倍、茶色の綿で7倍、緑色の綿で13倍
します。そして糸、布地の製造工程でも化学薬剤を使わず天然材料を使って
低速で機械を動かし、市場需要に合わせて少量を生産します。エコノミー
よりエコロジーを常に優先させているので、コストアップになります。
しかしこのような原料高の割には、製品価格は一般的なブランドの着いた商品と
同等です。これは、流通をシンプルにしているためと、実質本意でよけいな包装
などしないためです。オーガニックコットンが普及していくと量の効率が
活かされますので、当然安くなります。
Q−6 洗濯したら、縮んだり、歪んだりしました。どうしてですか?
A:綿の栽培から糸の加工、布地の加工まで、化学的な処理がないために、
繊維が元気な点と、防縮剤などによりあらかじめ縮める加工が出来ない
点にあります。目の粗い組織が比較的縮みやすいことがわかっていますから
大きめにデザインしています。ゆがみについては編みニット製品では必ず
起きる現象です。洗濯後干す際に縫い目を合わせて乾かすと矯正されます。
ニットの場合には着用してしまえば、多少歪んでいてもそれほど不便では
ありません。よくご理解下さい。