■ 長野市川中島で発見した偶発実生。
■ 樹勢はやや強く、樹姿は開張性。花粉をもたない雄性不稔品種で、受粉樹が不可欠。
■ 開花期は、白桃とほぼ同時期で、樹勢低下により果面の荒れが増加するので、樹勢の維持が必要。
■ せん孔細菌病にかかりやすいので、防風対策や適切な薬剤防除対策を講じる。
■ 果重は平均で260gを超え、300gを上回ることも少なくない。
■ 果実肥大が良好で、若木のうちから大玉果が得られることが本品種の大きな特徴の一つです。
■ 果形はやや腰高の円形で、着色が先行し、果実外観に比べて果肉の成熟が遅れるので、早採りを避ける。
■ 果肉はやや硬めで収穫後の日持ちが良好。
■ 甘味が多く、糖度13%、酸味はpH4.2〜4.3前後と少ない。
■ 渋味、苦味の発生は少なく、食味は濃厚で優れている。
■ 核割れ果の発生は極めて少ない。長野では8月初旬頃に収穫できる。ただ、夜蛾の問題はある。
◆ 桃・ネクタリン
■ 日当たりのよい場所での栽培に向きます。
■ 乾燥地にも強く土質は選びませんが、風当たりの強い場所や湿地は避けましょう。
■ 植え付けは春2〜3月頃か秋の10月頃が良いでしょう。
■ 赤土に腐葉土を混ぜ込んだものが、使いやすいでしょう。
■ 肥料は植付け時や収穫後に配合肥料など施しますが、チッソ分をあげすぎないようにしましょう。
■ 縮葉病・黒星病などやモモシンクイガなどの病害虫は対応する薬剤を散布し防除します。
■ 摘果は開花後4週で1度、5月の下旬に1度行い、その後、残った果実に袋がけをします。
■ 光線によって紅色に着色するので、果実が肥大して熟期近くになったら1週間〜10日間位袋の上半分を
除いて果実が半分くらい出るようにして着色させます。その後、袋を取って完熟の確認後に収穫します。
■ 自家結実する品種もありますが、それ以外は異品種が必要になります。