◆モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ 2002
グラン・ヴィンテージ 2002は、みごとな熟成と調和のとれた緻密なワインです。ワインセラーでの7年間で素晴らしく熟成されました。トーストの芳香を持ち、まろやかでドライ、穀物の暖かい香りとフランジパーヌ、炒ったアーモンド、モルト、モカ、そして軽いタバコのニュアンスがあります。熟した果実のニュアンスに続いて梨、砂糖漬けの柑橘類、プラム、ネクタリンそして白桃のニュアンスがひろがります。口に含むと、しっかりした緻密な構成があり、ベルベットのようななめらかさがあります。最初のまろやかでしなやかな風味は少しずつ直線的で緻密に構成された風味へと変化します。果実のアロマは、みかん、オレンジ、ピンクグレープフルーツと徐々にフレッシュになります。意図的に軽くしたドザージュ(5.5 g/l)は安定した明快な切れ味のあるフィニッシュと軽快なトニックのような爽やかな風味、ルバーブ、あかすぐり、キニーネ、柑橘類のニュアンスがあります。
【天候と収穫】
湿気はあるが寒さが厳しすぎず天気の良い冬、暖かく乾燥して霜のない春、天気が良く乾燥し時々雨が降った典型的な夏、9月は全体的に乾燥したものの激しい雨が時折降り(3日、8日、9日)、続いて吹いた強い風は濡れた葡萄の房を乾燥させて果実は健全に成長し、各畑の葡萄はすべて最適な段階まで熟して、12日から28日にかけて収穫が開始されました。風と乾燥した暖かい天候のおかげで果実汁は収穫期間と乾燥期間に濃縮し、特にシャルドネ種は良い出来栄えでした。潜在 アルコール度が10.5度という1990年以来のハイレベルでHESO4は1L当たり7.16gの酸度、バランスと熟成度に優れていました。果実の質は全品種、地方全体に渡って収穫の最初から最後まで見事に均一していました。
【ブレンド(アサンブラージュ)】 : シャルドネ 51%、ピノ・ノワール26%、ピノ・ムニエ23%
【澱抜き(デゴルジュマン)】 : 2009年11月
【調合(ドザージュ)】 : 5.5 g/l