なめ味噌に区分される「ひしお糀」は、古くから万葉集にも詠われるなど、厳密には同一の物ではないものの現在の味噌や醤油の原点とも言われており、地方によっては「金山寺」「ひしお(醤)」と表現されています。昔から入梅前に造られており、理由としては 1) 仕込みに最適な気温、 2) 梅雨明けに胡瓜などの野菜が収穫される、 3) 夏の食欲減退への対策などが挙げられます。 塩屋商店では、企業間取引として相手先ブランド商品の製造も常時行っております。毎年6・7月には「ひしお糀」の製造委託を受けておりましたが、今年より当店の季節限定特別商品としてご用意しました。年に一度、この時期のみの販売となります。どうぞこの機会をお見逃しなく、是非お試し下さい。 大豆を丁寧に炒ることから始まる仕込み。芳ばしさをつけた大豆が、蒸された裸麦と混ぜられそこに麹菌がかけられて「糀」へと育ちます。ひしお味噌は、ご飯の上に乗せたり、胡瓜につけてお召し上がりになると美味しいです。一般の味噌は固くてソースのようには使い辛いのですが、ひしお糀は適度に水分があるので豚カツ&チキンカツのソース、サラダのドレッシング、納豆のタレなど、幅広くご利用頂けます。特に食欲が減退しがちな夏は、冷奴や冷麺に合わせてご賞味下さい。 きっと「日本人に生まれて良かった」と実感する、日本人の魂を揺さぶる素朴な味わいのある一品になることでしょう。 |