化学者で薬剤師でもあったウイーン出身のハウシュカ博士は、「自然界で生きている植物が、摘み取られた後にも死んだ物質になってしまうことなく、命を生かしたまま医薬品を作るにはどうすればよいのだろう」と常々考えていました。
1924年、ハウシュカ博士は、『人智学会』に参加し、人智学の創始者として名高いルドルフ・シュタイナー博士と出会います。
ハウシュカ博士は、「ハーブの力はとても良いものだか、水抽出した植物エキスは保存が利かない」という悩みを投げかけます。
シュタイナー博士は「生命はリズムを持っている。ハーブの保存も、命のリズムを理解すればできるはずです」と説いたのです。
シュタイナーの言葉にインスピレーションを得たハウシュカ博士は、合成保存料やアルコールを使用せずに水抽出で植物エキスを保存する方法をついに見いだします。それが自然の寒暖の中において植物エキスを抽出する『リズム製法』です。
『リズム製法』を完成させたハウシュカ博士は1935年に医薬品会社ヴァラ(WALA)社を設立しました。
ドクターハウシュカ化粧品は、『ガーデン』と『ゾンネンファーム』という二つの自社薬草園を持ち、150種以上のハーブを栽培しています。ドイツ南西部の美しいその薬草園で、徹底した管理のもと、シュタイナーが提唱したバイオダイナミック農法を実践しています。『栽培地もひとつの宇宙』と考えますので、様々な植物を混栽して小さな小川を作り、周囲に木々を植え虫や魚も共存する広大なハーブガーデンです。