
1966年に出版された森村桂の旅行記「天国にいちばん近い島」の舞台として描かれたのが、写真のフランス領ニューカレドニア島。
その昔、確かうちの姉もこのシリーズを何冊も読んでおりました。当時小学生だった僕にも、そのタイトルはとてもインパクトがあったことを憶えています。
こんな美しい島にいつか、行ってみたいなぁ…と、憧れて。

さて、この天国に一番近い島で養殖されているのが、上記の写真「天使の海老」です。ブルーがかって透明なとてもキレイな海老でしょ?
僕は15年くらい、市場で冷凍海老を担当してきましたが、お刺身で食べられる海老と言えば…
甘海老、ボタン海老、車海老、伊勢海老、桜海老、白海老、
ガス海老……などなどいろいろあります。
確かにどれもお刺身で美味しくいただくには、旬の時期に産地へ行って食べるのがベストです。
しかし、鮮度が良すぎてもけっして最高に旨いワケでもありません。
本当に海から獲ったばかりの甘海老や車海老なんて、全く美味しくないのも事実です。常温なら死後2〜3時間後くらいから、死後分解が始まりアミノ酸が出て甘みや旨みが増してきます。
また、上記は国産の鮮魚品扱いの海老の話ですが、冷凍(解凍も含めて)流通している刺身用の海老というと基本的には海外からの輸入品になります。
種類としては、
北欧やロシア産の赤海老(甘海老)、
カナダやロシア産のボタン海老、
アルゼンチン産の赤海老、
オーストラリア産の刺身用ロブスター、
薬品で生食加工されたバナメイ海老、
マダガスカル産養殖ブラックタイガー、
サウジアラビア産の養殖ホワイト海老、
オーストラリア産のタイガー海老、
中国産の刺身用車海老、
ニュージーランド産スキャンピー(アカザ海老)、
そしてこの
ニューカレドニア産の養殖ホワイト海老(=「天使の海老」)。
意外と刺身で食べられる冷凍海老って多くはないのです。普段スーパーで売っているのも、上から3つくらいなもんで、あとは業務筋向けでしか流通はしていません。一般の人は、その存在すら知らないことでしょう。
様々な海老を食べ比べてきた僕の感想としましては、最も美味しいお刺身海老は、
生なら佐渡産の甘海老、

これは圧倒的な違いであって、好みの問題などではありませぬ!
佐渡産甘海老は、基本的に生を新潟で食べるしかありませんが、「天使の海老」は冷凍流通しているので全国どこでも同じ品質で食べることができます。
そして、この「天使の海老」の美味しさは、実は数値的なデータでも証明されており、
アルギニン(深み・コク)
プロリン(旨み・甘み)
グリシン(旨み・甘み)
グルタミン(深み・コク)
が、他の冷凍お刺身海老を大きく引き離しているのです。

こんな風に言うと宣伝っぽいですが、長年冷凍海老に携わる人間として断言します。
最も旨い刺身用の冷凍海老は「天使の海老」である、と。

モチロン、海老本来の味がとても濃いので、茹でても炒めてもこれ以上に美味しい海老はないと思うなぁ…

上記の賞状の様な紙切れは、何かと言うと…フランス政府公認の最高品質称号『クオリサート』の認定書です。海老では世界唯一ということになっているようです。その裏付けとしては、
●マングローブ林に囲まれた天然海水で、抗生物質や着色料を一切使わずに有機食品のエサのみを与え、ストレスを掛けない粗放養殖。
●水揚げ直後に活〆し、瞬間急速凍結しているので、活海老と変わらない身質を実現。
●上品でクセがなく、海老本来の甘みと旨味の強さをアミノ酸数値の高さが証明。
●少量生産、徹底した品質管理。
●バラ凍結により、必要な分を1尾ずつ取り出せ、流水で簡単に解凍出来る使いやすさ。
実際、これほど商品特徴が際立ってキッチリしている商品だからこそ「天使の海老」は、多くのネットショップで売られリピーターも多いワケです。
しかし、今回は海老屋としての僕自身の思い入れから、この海老のさらなるファン獲得の意味も込めて、
広告費を掛けない店舗PRとして、この「天使の海老」を最安値で販売することにチャレンジ!したいと思います。
この男が言う、一番美味しい海老ってどんなだろう? 食べてみたいなぁ、と思っていただければ幸いです。
一部「グルマッチョ!店長ブログ」より抜粋