| 尿漏れでお悩みの方 |
| あきらめないで、1人で悩んでいないで |
| ちょっとお腹に力を入れたり、クシャミをした瞬間、思いがけなく尿が出てしまったという経験、あなたにはありませんか?この状態を尿もれ(医療上は尿失禁)といいます。 |
| ひとくちに尿もれといっても、ちょっともれてしまう程度の軽いものから加齢や病気によるトイレの不自由まで、その症状は多岐にわたり、尿もれ経験者は決して少なくありません。特に女性はもともと尿もれになりやすい身体の構造になっていて、成人女性の約4割もの人に経験があるといわれています。つまり尿もれは、誰にでもその可能性がある、とても身近なものなのです。 |
| にもかかわらず、医療上では尿もれの正確な実像は十分に理解されるまでには至っていませんでした。そしてそれは、「尿もれは恥ずかしいこと」「できれは隠しておきたいこと」と思われてきたからです |
| でも尿もれは、決して恥ずかしいものではありません。そのほとんどは完治することができるのです。軽いものなら、自分で治すことも可能です。尿もれケア用品を上手に活用したり、生活の質を改善して快適な毎日を送ることができるのです。あきらめないで、1人で悩んでいないで、前向きに対処していきましょう。 |
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| 腹圧性尿失禁の程度分け |
| A 尿のもれは、毎日はなく、ちびりぐあいもほとんど気にならず、下着をかえる必要はない。 |
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もっとも多いケース。続けてクシャミをしたり、ひどく咳き込んだ時に、はずみでちびるもの。その瞬間にぬれるだけで、すぐ乾いてしまう。 |
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★気に病んだり、心配する必要はありません。 |
| B 尿のもれは、毎日はないが、あると下着をかえる必要がある・または、下着をかえるほど量は出ないが、それでも毎日もれる。 |
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荷物を持ち上げた時、ぱっと立ちあがった時、階段をのぼったり、下りたりした拍子に、あるいは、大笑いした時とか、クシャミも1回しただけで、もれる。 |
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★この段階になると不快感を伴い、日常生活のうえからも病気として対処していく必要があります。この段階なら、一定の体操やトレーニングをするだけで、あるいは薬を併用することで、多くが完治できます。 |
| C 毎日、尿失禁があり、1日に1〜4回はもれ下着の交換が必要。パッドがあったほうが安心。 |
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歩いた時など、日常の動作でも、もれるもの。 |
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★治療については、体操・トレーニングや投薬、電気刺激療法、コラーゲンを入れる手術など、いくつかの選択肢があります。 |
| D 毎日、5回以上の尿もれがある。下着交換はもちろん、パッドやオムツが必要。 |
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寝ている時、椅子に座っている時など、身体を動かさずに安静にしている時にも、もれるもの。 |
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★いろいろな種類のある手術のうちから、切開手術までも含めて最善の方法を選び、治療をすすめていく必要があります。 |
| *上記は、あくまでも一般の方でも見当のつけやすい区分けを紹介しています。詳しくは、医師の診断をお願いします。 |
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| 予防と改善体操 |
| 骨盤底筋体操は腹圧性尿失禁の予防・改善の方法として評価されています。ぜひ試してみてください。 |
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| 最も取りやすい体位を選んで、下の体操を無理をしない範囲で実行してみましょう。 |
| 身体から力を抜いて、肛門・膣・尿道をしめます。5〜10秒ほどしめたら、次に肛門・膣・尿道をゆるめますが、この「しめる→ゆるめる」を、朝・夕の10〜15分間に、50回ずつ繰り返すようにしてください。 |
| あおむけの姿勢で・・・ |
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あおむけになり、足を肩の幅に開いて、ひざをたてます。この姿勢で上記の体操をしましょう。 |
| 四つんばいの姿勢で・・・ |
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床にひざとひじをつき、腰をうかせて、四つんばいになります。たてたひじで、頭(両あご)をささえます。この姿勢で上記の体操をしましょう。 |
| 座った姿勢で・・・ |
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両足は肩の幅に開き、足底はゆかにつけます。背筋をすっと伸ばし、顔は正面を見ます。この姿勢で上記の体操をしましょう。 |
| 机にもたれた姿勢で・・・ |
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両足を肩の幅に開きますが、両手も肩幅に開き、机や台につき、全体量を腕にかけます。背筋は伸ばし、顔をあげ、肩やお腹の力をぬきます。こうして寄りかかった姿勢で、上記の体操をしましょう。 |
| *上記体操を行う場合、無理をせず、ご自分の体調にあった体操を行ってください。 |
| *このコーナーは東京大学医学部泌尿器科 高橋 悟著「あきらめないで!尿失禁はこうして治す」を参考資料として制作しました。 |