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南仏の銘酒シャトーヌフ・デュ・パプのトップ蔵 このドメーヌの歴史は古く、17世紀に遡ります。 現在の所有者であるドーマン家は1905年からこのドメーヌを所有しています。 現当主のジャン・ポール・ドーマン(写真上)は、この土地の特徴ある土壌の価値を最大限に表現し、出来るだけ自然な形でのワイン造りを心がけるよう、農薬などを使わない昔ながらの伝統的な方法を用いて(実は今回訪問して分ったのですが、ロマネコンティ、ルロワ等と同じビオディナミ農法です。)、畑の潜在能力を引き出しながら、味わい深い美味しいワイン造りを熱心に行っています。 現にここのワインはしなやかなコート・デュ・ローヌでも抜栓後、驚くほど日持ちします。土壌の力がワインによく伝わっている証拠です。 また、ここにはフィロキセラ以前から残る樹齢100年を越えるぶどうが今でも生き続けていて、ヴィエイユ・ヴィーニュ(老木)の名前でリリースされています。
畑の潜在能力を引き出すための樽熟成 ジャンポール氏は新樽からくるバニラ香を嫌います。ブドウ本来のよさを包み隠してしまうと考えるからです。だから、伝統的な大樽で発酵しシャトーマルゴーの2年樽で熟成します。 (なぜマルゴーかというと変なワインの樽だとその味が移ってしまうとのこと) また、発酵も通常3〜4週間ですが、ここは低温長期で半年ほどの発酵です。しかも、発酵が終わるまで亜硫酸ガスの添加をしません。これはものすごいリスクなのです。半年の間に雑菌が繁殖しようものなら全てがパーです。しかし、そうすることによって果実味豊かな力のあるワインができるのです。ちなみに'99、'01は亜硫酸は添加していません。そのときのブドウの状態によって添加量が決まるそうです。決してシステム的に加えることはありません。亜硫酸に限らず全ての作業がそうだといいます。
ロバート・パーカー100点ワイン いいのか悪いのかここの'00レゼルブが100点を取ってしまいました。とてもピュアで濃厚でブドウリキュールといったワインです。アルコール度数も14度とありますが、ほんとは16度とのこと。それだとシャトーヌフ・デュ・パプが名乗れないそうです。いまではヨーロッパ中から200ユーロ(1ユーロ現在140円くらい)でいいから譲ってくれとオファーがひっきりなしだそうです。 そのことによって価格に影響がでるのは必死で、以前からここのワインを取り扱っている我々、愛飲いただいているお客様にはいい迷惑以外の何者でもありません。この騒動、早く落ち着いて欲しいものです。 最新情報:01のレゼルブも100点でした。通常のシャトーヌフも91〜94点。とりあえず01ヴィンテージは秋に入荷できそうです。 また'02年はローヌ南部は大洪水に見舞われました。ドーマンさんの隣村で亡くなった方もいたそうです。ブドウ栽培では難しい年になったことは言うまでもありません。しかし、このようなヴィンテージのワインこそ、熱心な造り手さんの情熱、気合を感じさせてもらえるのです。 <BR |
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