
カメリアオイルってちょっとなじみのない名前かもしれませんね。英語で椿のことをCameliaカメリアというので、つばき油をそう呼びます。学術用語では「山茶油」といいます。お茶の仲間です。
つばき油は、日本の古来の伝統のある自然美容に欠かせないオイルです。古くから、日本の女性がやぶ椿の実の殻に含まれるサポニン(せっけんに似た成分)で髪を洗い、実を圧搾してでるつばき油で髪や素肌の手入れをしてきた、伝統のある自然美容素材です。いま、人工的なものから自然の恵みが好ましいという、目覚めた方のライフスタイルとしてカメリアオイルつばき油が人気です。
つばき油の生産は非常に限られていて、気候変動の影響で生産量が減り、非常に貴重になってきています。ヨーロッパでも、カメリアジャポニカといって化粧用材料オイルとして珍重しています。むしろ現代の日本人のほうが忘れているかもしれません。近年は、化粧品に椿油入りと広告するほど、貴重な美容素材にとりあげられています。このカメリアオイルは椿油100%の純粋素材です。混じりけなしでお口に入れても安全です。ぜいたくですが、椿油のてんぷらは最高です。
人の皮脂の主成分であるオレイン酸が、80%以上もつばき油が含まれていますから、素肌になじみがいいのは当然です。酸化されにくくて、紫外線を通しにくい性質があり、皮脂に溶け込んで素肌の健康をまもります。

その土地の産物がそこに住む人に適しているといいますが、ヨーロッパのぬるぬるしたオリーブ油にたいして、さらさらした日本のつばき油です。成分も似ていますが、さらりとした感じがつばき油にあります。オリーブ油は10度以下になると濁りだし、6度以下では固まってしまいます。つばき油は氷点下15度以下でないと固まりません。ちがいますね。ですから、オリーブ油はいかにもオイルを塗っているという、ぬらぬらしたぬめり感があるのですが、つばき油では、さらっとして、広がりが良く、吸収も早いのです。この油脂成分の凝固点が低いのがつばき油のよさです。つばき油は、高濃度の主成分のオレイン酸のもつ浅黄色で、さらりとして、かすかな香りも、しばらくすると消えてしまいます。カメリアオイルは過敏な方でも刺激がなくて安心です。
カメリアオイルは同化して栄養を与えハリをもたせます。膜を即座につくって、数十分もすると、さらっとしてすべすべになり、つやが出てとっても気持ちがいいです。小じわや乾燥肌、キメのあらさ、水仕事で肌が荒れるのが気になる方や、ぱさつき、櫛のとおりが悪い、また、中高年の方にはうれしい自然オイルです。