第59話 「最後の野良犬!」
チビ太のお友達で最後の野良犬として君臨してきたラブちゃんが・・・
痩せてはいるが体長は大きく足が長くて品のいい顔立ちある人はジェントルマンと呼び
決して人に威嚇や危害を加えず、もちろん人になつくこともなく暮らしていた。
それでも毎日のように駅の駐車場でチビ太とおやつタイムを楽しんでいたので
私の手からようやくおやつも食べるようになりました。
お座りも覚えて静かでおっとりした本当にお利口な犬でした。
長年あちこちに出没してはサカリの雌犬を見つけてはせっせせっせと通い
お腹がすくと駅のほうに現れて餌を探すという生活をかれこれ10年もしていた。
それでも足りないときは我が家までついてきてお腹空いたとアピールします。
チビ太をつないでから見えないところでおやつをあげたこともありました。
ラブはかなり行動範囲が広かったのでラブのことを見守っている人も大勢いました。
このまま寿命が来るまで長生きできればいいなと願いながら今日も大丈夫、
また今日も出てきたと日々を重ねていました。
それがついに・・・たぶん通報があったのだと思います。
あのラブがいとも簡単に捕まってしまったようです。
考えてもどうすることもできずいつかはこんな日が来るんだと覚悟はしていても
やはり胸が痛み涙が止まりませんでした。
チビ太はおかげさまで元気に14歳のお誕生日を迎えるところです。
実際は捨て犬だったので誕生日はわかりませんが・・・
ラブにはもう会えなくなって淋しいけれどあちらこちらでラブの気配を感じます。
ラブに体の模様がよく似たワンちゃんを見かけるからです。
きっと父親はラブに間違いないと思うことにしました。
ラブ天国でみんな仲良くしていてね。ジー茶もバンコもバンコッ子も
そしてC太もいるんだからね。
|