【キャロル・シェルトン / Carol Shelton】
 















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'76パリ・テイスティングとリターン・マッチ


ソノマ上級ピノ・ノワール 【SRC特集】

“カリフォルニア版ラ・ターシュ”を育むSLH




Carol Shelton Wines

誉れ高きカリスマ的名匠,“ジンファンデルの女王”
【キャロル・シェルトン / Carol Shelton】


難攻不落であり続けた高水準ZIN。女流真打の登場です。

「手付かずの中では最たる名品。」 「蔵出しを実現させるのはどこか?」 「風穴を開けるなら、ファイン・ジンの輸入においては他の追随を許さぬ、ZIN伝道師のH社が鍵」 etc...

関係者との会話においては、そんな声も聞かれたものです。

ジンファンデルをこよなく愛し、飲みつけるエンスー達の支持厚い担い手。
キャロル・シェルトンが、待望の日本初上陸を果たしました。



 
あまたの有名カリフォルニアワインが輸入に至る現在。当地を象徴する葡萄品種の一つであるだけに、カリフォルニア専業インポーターならば、幾種ものジンファンデルを取り揃えるものでしょうか?
必ずしもそうではありません。全産地の中にあっては、決して「メジャー」とは称し得ぬマーケットだけに。

日本国内においても、とりわけジンを愛でるエンスーの数が増しつつあるとは確かに感じます。
とは言え、カリフォルニアのワインショップを訪れると、日本未輸入のレーベルがなんと多いことか...
インポーターが振るいにかけた結果、取引に至らず終始する...そんな次元のお話ではありません。
まさしく、星の数ほど眠ります。

中には、輸出に重きを置く必然性も無く、現地のニーズのみで消えてゆく小さな造り手も含まれます。
同業ジンファンデル生産者からも一目置かれる、女流醸造家のリーダー。
精巧なZINを飲みつけるコアな愛好家にとっても、同品種における頂点の一つとして認識されます。
一部のファインワインショップへの陳列はありますが、大規模店舗ではまず目にする事はありません。

とびきりディープなジンファンデル、キャロル・シェルトンを日本でお求め頂ける機会が訪れました。
 

「ジンファンデルはストレスコントロールが難しい。 葉の間引きが過剰であれば光合成が減ってしまう。“Too Happy”は“NG”なんだ。かと言って葉が多過ぎると、とたんに青っぽさが表れる上、更には苦味も加わる。果粒の成熟が均等に揃わない品種の特性から、それを回避させるべく、葉の間引きは必須。ヴェレゾン(色づき期)でパープルに達せぬ果房は間引くが、仮に同じ時期の同畑にあっても、畝違いでレーズン状となる果粒もある。そうなってしまったら、その果房も間引きするが、気遣いを怠ると、果実はピンク色から成熟が進まぬケースもある。事前の管理を怠ってきた者は、このピンクグレープを、収穫間際のギリギリまで熟度を上げようと試みる。すると、果粒がまばらに熟すジンファンデル種の特質から、既に丁度良い具合に成熟が進んでいる果粒さえも一層と熟し、過熟若しくは干し葡萄状となってしまう。これがハイアルコールの大きな要因だ。Zinとは、場合によっては一日で糖率が1Brix(※)も上昇する上に、熱波が訪れでもすれば、たった一日でたちまち過熟となる。(※Brix:甘さを量る尺度) 骨格を備え適切な酸を伴う果実を収穫する為には、日々の観察が必要。ジンファンデルとは、非常に厄介な葡萄であり、ヴィンヤードにおける管理が特に大切な品種である。その為のコストを惜しまぬ上位の造り手達は、一つの畝に対する作業一名の手当てに500ドル、1エーカー当たり70万円(※)もの予算を計上している。(※1ha:170万円超:100m四方) だから、“TOP”と言われるジンファンデルは一握りに過ぎないのだ。 (by ピーター・セゲシオ@ADV)


【山岳地帯】、【急斜面】、【古樹】に従う樹高の低い【ゴブレ仕立】




ゆえに、機械収穫もままらなず。更には、一本の樹に実らせる房の数は、若木に比べて少なく、しかも、生産効率の悪い小さな果房の中から健全な成熟のみを選抜しつつ。(携帯電話のサイズと要比較) 樹の仕立方法をゴブレとする古木からの収穫は、地面に腰を落としながら手摘みで進める、大変な労力とコストアップを伴います。(画像上参照)


「王道継承」はここにもあります。“偉人” アンドレ・チェリチェフ直伝の奥義
故アンドレ・チェリチェフ氏(1901- 1994)が、醸造現場の最前線で活躍した頃を知りたく、ナパ・ヴァレーの公式生産者団体、NVVの現チェアマンを務めるブルース・ケークブレッド氏に尋ねたことがありますが、「氏の全盛期に立ち会えず去られた。」と述べていました。

■ キャロル・シェルトン・ワインズ (Carol Shelton Wines)
「かつての自分はアンドレ・チェリチェフに仕えた。」
(by キャロル・シェルトン)
レディーの年齢には触れずにおきましょう…

“盟友”、ジョルジュ・ラトゥール、“ドミナスのルーツ”、ジョン・ダニエル・Jr、“現代ナパの立役者”、ロバート・モンダヴィ。彼らと共に、黎明期の当地を支えた中興の祖として、現代に語り継がれる「ナパの四大偉人」(NVV見解)。
イタリアでは、スーパータスカン隆盛の礎を築くオルネライアでコンサルティングを担い、21世紀の基準においても色褪せず、直伝の教えをもって、甥のアレックス・ガリツィンがクウィルシーダクリークで「6年間に4度のWA100点」を達成。
“伝説の醸造家”、アンドレ・チェリチェフ。(ボーリュー・ヴィンヤーズ参照≫)

「チェリチェフが直に手掛けた古酒を探し出し、収集するのが自身のライフワークの一つ。」 そう述べるは、フロッグスリープのジョン・ウィリアムズ。そして、かつてジョンが師事した、1976年ジャッジメント・オブ・パリ「赤部門」の覇者、スタッグスリープ・ワインセラーズのウォーレン・ウィニアスキー。一方の「白ワイン」部門を制したマイク・ガーギッチ(@シャトー・モンテレーナ)に、同リターンマッチでは、ムートンに並び評されたハイツ・セラーのジョー・ハイツ。更には、故ロバート・モンダヴィetc... 彼等は皆、故アンドレ・チェリチェフに教え請うた者達。誰もが、熟成を経てこそ最も美味しい状態だと知り、美しい熟成を可能とする特異なワインを手掛けた、偉人の教えを忠実に守り通します。
キャロル・シェルトンも、同じ血脈をたどります。
キャロルが6歳の頃、家庭にある香辛料を用いる母親と一緒に、「香を識別する」ゲームを楽しんだそうです。
「風味のかすかな違いを敏感に感じ取れるようになったのは、その頃の影響」とも述べられます。
自然の成り行きでUCデイヴィスの門をくぐったキャロルは、アロマホイールの開発者アン・ノーブル氏の下で、酵母のストレスがワインの風味にどのように影響するかについての研究で大きな成果を上げました。
UCデイヴィス卒業後の彼女は、ロバート・モンダヴィ等の大手ワイナリーで醸造部門に携わります。

1981年、ソノマへと移り住んだキャロルは、当地の造り手で19年間に亘りワインメーカーを務めることとなりますが、その頃に出会った葡萄品種がジンファンデル。土地毎のテロワールを端的に表す最たる葡萄だと悟ったと言います。(レイヴェンスのジョエル・ピーターソンも同様に述べますね。)

2000年、夫のミッチ・マッケンジー氏との二人三脚により、ジンファンデルにフォーカスされた自身のレーベルを設立。(後に他品種も着手) やがては、大勢が認めるジンファンデル醸造家の最高位として認識され、数々のコンペティションにおいては、「最も多くのメダルを授けられたワインメーカー」と評されるに至ります。

キャロルは、マグナカルタを成立させた10貴族の一つであるシェルトン家の血筋を引きます。また、多くのメディアにより「ZINの女王」と称されることから、堅物っぽい印象をもたれるかもしれませんが、実際にお会いになったインポーターさんによると、「実はとても気さくな方。」と伺います。
 
 
ミア・クライン、ジョエル・ピーターソン、グレッグ・ブリュワーらがそうであるように、カリフォルニアには、「禅」の精神を重んじる醸造家が少なくありません。彼女も等しく、ジンファンデルの可能性を探求する自身の哲学を、「The Road To Zen」なる言葉に表します。
前出のブルース・ケークブレッド氏によると、「チェリチェフとは、偉大なワインを生む畑のなんたるかを知る人物でもあった。」とのことですが、その横顔を物語るかのように、キャロルもまた、偉人の教えを忠実に守り、「契約畑への関与」を怠りません。その関わり方とは、先述のピーター・セゲシオによる言葉にまさしく重なるものです。
彼女が手掛けるジンファンデルは、100年超の古木によるデリケートな果実を丁寧に扱うことで、アペラシオン個々の特有的味わいが精緻に表現され、力強さの中にも女性らしさが光るものです。

 
この度の輸入を機に久々に飲みましたが、「圧倒からの興奮」ではなく、ほっとさせる包容力備わる、ぬくもりあるスタイルには感銘も新たにしました。特有の甘美な様は、筋骨隆々マッチョな酒質ではなく、角が無くふくよか、ジャミーに陥らぬ果実の魅力とフィネスの調和を兼備させます。

ナパのプレミアム系ZINにある華々しさとは、一線を画すさりげない気品。俗に言う「3大R」とは全く異なります。
国内で最も広く認知されるレイヴェンスよりも外向性があり、リッジほどの堅さもなく、ローゼンブラムの抽出も感じさせず。


キャロル・シェルトンのオリジナリティを満喫して下さい。

【キャロル・シェルトン】オールドヴァインジンファンデル"カルマ・ジン"ロバート・ルー・ヴィンヤード[2007]


● [クラブメンバー専用一般非売版 by "ZINの女王"]
【キャロル・シェルトン】 オールドヴァイン ジンファンデル "カルマ・ジン" ロバート・ルー・ヴィンヤード, ロシアン・リヴァー・ヴァレー [2007]

【クラブメンバー専用一般非売版】
【Carol Shelton】 Old Vine Zinfandel "Karma Zin" Robert Rue Vineyard, Russian River Valley [2007]

実力備わるキャロル・シェルトンの【最レア版】。造り手より、“Wine Club Only”とされる秘蔵の一品を、あらかるとオンリーにて一般販売致します。極上'07年は、今回入荷分が最後となります。(追加無し)
 
樹齢100年超の貴重な“センチュリー・ヴァイン”も含まれるとは言え、畑の面積は僅かに4ha。安定生産も難しく、メーリングリスト登録者向けを主として、ワイナリーのクラブメンバー限定品に指定される一品ですが、キャロル・シェルトンの日本向け初蔵出しを記念しての出荷です。ワインスペクテイター誌随一のジンファンデル・オーソリティ、ティム・フィッシュ氏により、「模範的なジン。」として、最も大きく推されるキャロル・シェルトンでもあります。
 
銘酒ひしめくソノマ群ロシアン・リヴァー・ヴァレー地区にて手掛けられるキャロル・シェルトンZINの代表作。極貴重です。
全ての果実は、ファイン・ピノとシャルドネの宝庫として知られるロシアン・リヴァー・ヴァレー(R.R.V.)の単一畑より。同じソノマ産であっても、ジンファンデルの高額品は、同群ドライ・クリーク・ヴァレーAVA産に集まります。確かに、ジンファンデル好きの間では、もてはやされるドライ・クリーク産ですが、皆が皆、「ドライクリークのスタイルこそが最高。」と言うはずもありません。「ジン好き」の枠に限定することなく、エレガントで緻密なピノ・ノワールを好む方々にまで幅を広げてみれば、むしろ、「RRVジンファンデルこそが、世界的ファインワインの方向性に沿ったもの。」と述べられた例もあります。パーカー氏により、「ソノマ7大ピノ」、「同10大シャルドネ」に指定されるハートフォードに至っては、ジンファンデルの産出を、ロシアン・リヴァー・ヴァレーのみとする程です。入手が容易で、多くの生産があれば、「RRVジンこそがワールドクラス」とも称して、啓蒙活動も活発となるでしょう。ところが、探し当てる事の難しさと言ったら....
古くは、この辺りに入植したイタリア系移民により植えられたジンファンデル。近年の界隈に顕著な、確実にキャッシュを落とすブルゴーニュ系品種の新規栽培ラッシュもどこ吹く風と言わんばかりに、ジンファンデルとそのブレンド用品種の栽培のみに勤しむ栽培家も珍しくありません。
ピノやシャルドネが人気を博す以前、ロシアン・リヴァー・ヴァレー地区を守り立て続けた品種はローヌ系であり、ジンファンデル。安易な植替えに踏み切るも、古樹の価値が見直される今、後悔する者もいるはずです。
そのような畑の中で、大物ワイン生産者により、畑名を単一で名乗られる例が、どれ程残されているでしょう?目先の利益にとらわれる節操の無いヴィンヤードなんて、所詮そんな結果しか待っていません。自らの果実に愛着を持てぬ者に、丁寧な栽培過程など求められるでしょうか?
「カルマ・ジン」の源となる畑、ロバート・ルー・ヴィンヤードにおいては、ジンファンデル栽培が頑なに守り通されます。また、現地のコアなジンファンデル愛好家の間においては、マニアックかつ、極めて高く評価されるエステイトワインも手掛けられる先でもあります。(元来、専業グロワーであったロバート・ルーのコンサルティング・ワインメーカーを担ったのもキャロル・シェルトン:こちら≫) 
所在は、「ウッドロード・ベローニ」の近く。通称“3R”ことジン三大生産者、レイヴェンスウッドのシングルヴィンヤードでおなじみの畑です。ZINのカリスマ醸造家最高位にいるジョエル・ピーターソンもまた、頑固一徹オヤジらしく、頑なにZIN栽培を続ける畑の所有者とパートナーシップを組み、自らのワインに畑名を冠してその姿勢を尊びます。
実際に、界隈の古い畑を訪れると、実はジンファンデルやローヌ系にスペイン系黒葡萄の古樹が、かなり残されている事を知り得ます。
例えコマーシャルベースとしての生産が見込めなくとも、歴史上重要な存在意義に敬意を払い、他とは区別して管理を続ける造り手もいます。
 
ブルゴーニュの有力ネゴシアンであるボワゼがカリフォルニアに進出し、ロシアン・リヴァー・ヴァレーのデ・ローチを買収した折、畑を再整備するに当たっては大半の樹が抜かれました。ところが、ワイナリーのテイスティングルーム前には、樹齢100年程の古木が、未だ大切に残されています。これら葡萄樹の全ては、ジンファンデル、ローヌ系、スペイン系品種でした。デローチには複数回訪れていますが、内一度、当時の醸造責任者であったグレッグ・ラフォレと同席の上、ピノ・ノワールの各種クローンテイスティングを行った事があります。ピノを得意とする醸造家ですが、目の前にあるローヌ系&ジンの超古木に興味が沸かないものか、いささか不思議に思ったものでもあります。しかし、よくよく考えてみれば、それもそうでしょう。デローチのような、大規模ネゴシアンにおいては、商売として成立し難いこれら品種からのワインに着手するはずもありません。
片や、キャロル・シェルトンのような、小さな造り手であれば、その美点を余すところ無く伝える事を可能とします。
 
幼少時の体験から、感性を大切にする醸造家でもあると共に、学術的根拠を色濃くするキャリアを有する女史だけに、ワイン造りに関わる相当なスペックシートが届いております。ただし、あえて先入観を除かれてはいかがでしょう。
むしろ、土地毎の知覚を楽しみとする為に、産地と畑の関係をご覧下さい。
 
1) ロッキー・リザーヴ: 【畑名】 フローレンス・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 ソノマ 【A.V.A.】 ロックパイル
2) カルマ・ジン: 【畑名】 ロバート・ルー・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 ソノマ 【A.V.A.】 ロシアン・リヴァー・ヴァレー
3) モンガ・ジン: 【畑名】 ロペス・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 サン・バーナディーノ(San Barnadino County))&リヴァーサイド(Riverside County) 【A.V.A.】 クカモンガ・ヴァレー(Cucamonga Valley)
4) ワインルド・シング: 【畑名】 コックス・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 メンドシーノ 【A.V.A.】 なし

 
持ち味を黒系果実一辺倒とする事無く、上級版ピノにも相通じるキャラクターを伴い、淑やかな酸の縁取りある赤に青や紫色の果実も感じさせます。
そうは言っても、きゃしゃな体躯には陥っておりませんのでご安心下さい。むしろ、毅然とした骨格に相応する充実した肉付きも備えます。喉越しと共に鼻腔に抜ける香りには、森の下栄え的な冷涼感あるブーケにハーブや香辛料、高級シラーにも認められる焼いたベーコンのほんのりとした香りも表れます。

樽熟成においては、アメリカンオークの新樽を28%+フレンチ×ハンガリアンの各種オークは一年落ち古樽で10%+それら三種のオークを62%採用。

2007は、これにて打ち留めとなります。≪ 極上年の極上作≫

品種構成:ジンファンデル85% Zinfandel, その他15% (アリカンテ・ブーシェ Alicante Bouschet, プティ・シラー Petite Sirah, カリニャン Carignaneなど) 産地:カリフォルニア州>ソノマ郡>ロシアン・リヴァー・ヴァレーA.V.A. California>Sonoma>Russian River Valley タイプ:[赤] フルボディ Full 内容量:750ml


商品番号  A22731 Carol Shelton Zinfandel
希望小売/参考価格5,880円 (税込)
あらかると特価4,280円 (税込 4,494 円) 送料別
残りあと2個です
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【キャロル・シェルトン】レイトハーベストジンファンデル"ブラック・マジック"[NV]


● [“Extremely Limited Production”(by キャロルシェルトン)]
【キャロル・シェルトン】 レイトハーベスト ジンファンデル "ブラック・マジック" [NV]

【意義深いスポット品】 稀有の遅摘み貴腐ZIN
【Carol Shelton】"Black Magic" Sonoma County [NV]

“Extremely Limited Production” (by キャロル・シェルトン)

「極端に限られる生産品」と訳されますが、そうでもなければ、ここまで高い品質の確保は容易では無いでしょう。“ジンファンデルの女王”、キャロル・シェルトンだからこそ成し得たとも言える筈です。
 
ページ上部にも示される通り、元来、ジンファンデル種とは、栽培管理に収穫タイミングも難しい品種。唯でさえ、「“TOP”と言われるものは一握り」と評される中で、その一角にキャロル・シェルトンが居るわけですが、それにしてもリスクの高い造り... “Late Harvest”(遅摘み)と記されますが、貴腐作用によるジンファンデルから造られた非常に珍しい一品です。
 
ジンファンデル種の特質として、「果皮の薄さ」が挙げられます。
それは、ソーテルヌ産貴腐ワインの主要品種、セミヨンに共通する特質でもあり、貴腐作用の起き易さも意味します。ところがこちらは、一房中の果粒がまばらに成熟するジンファンデル種。安定的な品質確保も難しく、商業用ワインとして手掛けるには、尚一層の大きなリスクが伴われます。

それらの難題を解消する為に実践される手間隙要する手法
当ページ内の陳列をご覧の通り、キャロルシェルトンのジンファンデルは、大半が畑名を関するシングルヴィンヤード・ワインですが、片やこちらの原産地呼称は、「群名(ソノマ・カウンティ)」表記。ハングタイムを極端に長くとれば、過熟に陥る恐れの強いジンファンデルですが、数箇所の畑から健全な果実を選りすぐり、そのリスクを回避させています。また、醸造工程においては、エグミを抽出させぬよう、日毎に二度の手動パンチングダウン(※)が施されるなど、あまねく貫かれる至極丁寧な造りは特筆すべきものです。
(※ 「手動パンチングダウンの効果」については、こちらを参照下さい。≫)
 
日本に輸入される甘口の赤ワインには、酒精強化タイプが大勢を占める中、某有名ジンファンデル生産者によるレイトハーベストも輸入されます。過日、複数の遅摘み赤を飲み比べる機会がありました。優劣を判断する場では無かったものの、関係者が集まれば、必然的にその様な会話も持ち上がってしまうものです。結論から言うと、他を一蹴したワインは、キャロル・シェルトンのブラック・マジック。異論を挟む余地も無いとはまさしくこのことで、満場一致でした。居合わせたソムリエは、「キャロル・シェルトンの赤甘は、ワインとしてきちんと成立している。」と語り、某有名ワインコミックでコラムを執筆する有名ワインライターH・K氏には、「今日はこのワインを知っただけで訪れた甲斐があった。」とも述べられました。
 
事前に、ブラックマジックの供出を知っていた私にとっても、当日のお目当てでしたが、単に糖度が高いだけの亜流品も並ぶ中、品種特性を熟知する人物の造りでなければ、こうはいかないと強く思わされたものです。まさしく黒魔術...

後に知ったデータですが、なるほど、過熟感とは無縁のはずです。収穫時のpH3.52とは高水準のスティルワインにほぼ一致する数値であり、節度ある甘みに酸の調和がとてもバランス良く、舌触りと喉越しに疲弊感を残しません。当初は、私が述べた「レチョートっぽい。」との意見に賛同される方もいましたが、似るワインとして例を挙げるのも難しい個性。2時間強を費やし変化を見たところ、味わいの各種ファクターが形成する多角形(のイメージ)は、時間を経るに連れて大きく膨らみを増します。ジンファンデル特有のスパイス感を伴いながらも、果実の性格は黒系一辺倒に陥らず、紫や赤い色調にバニラの香りも備わり、フェミニンなタッチと緩やかな味わいのトーンを特色とします。

かつて、この分野の人気品に、サンタバーバラ・ワイナリーのジンファンデル・エッセンスがありましたが、完成度の高さは、それを凌ぐものと思います。
10ヶ月の熟成では新樽50%+古樽50%の100%アメリカンオークを採用。

スポット入荷品となります。

品種構成:遅摘みジンファンデル100% Late Harvest Zinfandel 産地:カリフォルニア州>ソノマ群 California>Sonoma County タイプ:[甘] Sweet Desert Wine 内容量:375ml Alc.15.5


商品番号  D24847Carol Shelton Zinfandel
希望小売/参考価格3,675円 (税込)
あらかると特価3,480円 (税込 3,654 円) 送料別
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【キャロル・シェルトン】ジンファンデル"ロッキー・リザーヴ"フローレンス・ヴィンヤード[2007]


● [最も誉れ高いカリスマ的名匠“ZINの女王”]
【キャロル・シェルトン】 ジンファンデル "ロッキー・リザーヴ" フローレンス・ヴィンヤード ロックパイル [2007]

≪ドライクリークorロックパイル?≫
【Carol Shelton】 Zinfandel "Rocky Reserve" Florence Vineyard, Rockpile, Dry Creek Valley [2007]

この度のキャロル・シェルトンは、国内入荷の全種となります。

幼少時の体験から、感性を大切にする醸造家でもあると共に、学術的根拠を色濃くするキャリアを有する女史だけに、ワイン造りに関わる相当なスペックシートが届いております。ただし、あえて先入観を除かれてはいかがでしょう。
むしろ、土地毎の知覚を楽しみとする為に、産地と畑の関係をご覧下さい。


1) ロッキー・リザーヴ: 【畑名】 フローレンス・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 ソノマ 【A.V.A.】 ロックパイル
2) カルマ・ジン: 【畑名】 ロバート・ルー・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 ソノマ 【A.V.A.】 ロシアン・リヴァー・ヴァレー
3) モンガ・ジン: 【畑名】 ロペス・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 サン・バーナディーノ(San Barnadino County))&リヴァーサイド(Riverside County) 【A.V.A.】 クカモンガ・ヴァレー(Cucamonga Valley)
4) ワインルド・シング: 【畑名】 コックス・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 メンドシーノ 【A.V.A.】 なし

 
上記をご覧の通り、原産地呼称には、「ロックパイル(Rockpile)」と「ドライ・クリーク・ヴァレー(Dry Creek Valley)」の両AVAが併記されます。
まるで謎解きが必要にも思えるでしょうか?
その理由は至って単純であり、単に両地区の線引きが重複するがゆえ。
(ソノマ・カウンティの地図を参照ください。こちら≫)
 
単独のA.V.A.を持つロックパイルは、近頃、ソノマのワイン生産者達により注目度を増しているものの、当地に設備を持つ造り手は皆無に等しいものです。僻地にも似た環境から、特に国内において、当該A.V.A.名を冠するワインを目にする機会は極めて稀です。ロックパイル地区におけるワイン用葡萄栽培の歴史は、1800年代後期に遡り、この地に移り住んだイタリア系移民により作付けされています。ソノマレイクを眼下に望む高地は、午前中に北カリフォルニア太平洋岸一帯を覆う降霧線の上に位置する為、長時間に及ぶ日照の確保と、湖の影響を受ける冷風により、力強い果実味を持つ葡萄を実らせます。
 
ページ上部画像の左上二つが、このワインの為となる畑の光景です。

セゲシオのロックパイルも珍しいものですが、こちらも同様です。
必ずしも「質=価格」とは言えませんが、味わいについて、今回入荷の中では高級ワインが持つベクトルに最も沿ったものといえます。

≪2011.10/17試飲≫ 四種全てに言えることですが、口当たりの幅が“極端”ではなくとも、キャロルシェルトンのワインには、長い余韻に繋がる奥行きの深さが備えられます。また、特にこちらは、アロマの豊かさでは他に比べて群を抜きます。濃醇でありながらも喉越しに疲弊感がもたらされぬ理由は、赤い果実のニュアンスが豊富だからでしょう。プラム様の香りが芳しく、先述の“濃醇”を覚えるファクターとしてのドライフルーツ、甘草やシナモンの風味も伴います。Zin愛好家を魅了する甘味の度合いは、あくまでも「ほんのり」であり、一連に等しく、「チャーミング」と評したい様。ドライプラムを舌の上に置いた時の感覚に近いでしょうか。エッセンスを抽出しながら、エグくなく、重くなく。最も大切な甘味を部分的に残しているとの感を持ちました。

リザーヴと銘打つ為もあるのか。樽熟成においては、こちらだけフレンチオークの新樽を用います。(18%)+アメリカンオーク新樽×23%+ハンガリアン×9%。残り50%に、フレンチとアメリカンの古樽を充てます。

キャロル・シェルトンのオリジナリティを満喫して下さい。

品種構成:ジンファンデル85% Zinfandel, その他15% (アリカンテ・ブーシェ Alicante Bouschet, プティ・シラー Petite Sirah, カリニャン Carignaneなど) 産地:カリフォルニア州>ソノマ郡>ロシアン・リヴァー・ヴァレーA.V.A. California>Sonoma>Russian River Valley タイプ:[赤] フルボディ Full 内容量750ml


商品番号  A22730 Carol Shelton Zinfandel
希望小売/参考価格6,090円 (税込)
あらかると特価4,480円 (税込 4,704 円) 送料別
残りあと1個です
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【キャロル・シェルトン】オールドヴァインジンファンデル"ワイルド・シング"コックス・ヴィンヤード[2007]


● [最も誉れ高いカリスマ的名匠“ZINの女王”]
【キャロル・シェルトン】 オールドヴァイン ジンファンデル "ワイルド・シング" コックス・ヴィンヤード メンドシーノ [2007]

≪メンドシーノ郡代表≫
【Carol Shelton】 Old Vine Zinfandel "Wild Thing"
Cox Vineyard, Mendocino [2007]

≪CCOF認証オーガニック≫
  この度のキャロル・シェルトンは、国内入荷の全種となります。


幼少時の体験から、感性を大切にする醸造家でもあると共に、学術的根拠を色濃くするキャリアを有する女史だけに、ワイン造りに関わる相当なスペックシートが届いております。ただし、あえて先入観を除かれてはいかがでしょう。
むしろ、土地毎の知覚を楽しみとする為に、産地と畑の関係をご覧下さい。


1) ロッキー・リザーヴ: 【畑名】 フローレンス・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 ソノマ 【A.V.A.】 ロックパイル
2) カルマ・ジン: 【畑名】 ロバート・ルー・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 ソノマ 【A.V.A.】 ロシアン・リヴァー・ヴァレー
3) モンガ・ジン: 【畑名】 ロペス・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 サン・バーナディーノ(San Barnadino County))&リヴァーサイド(Riverside County) 【A.V.A.】 クカモンガ・ヴァレー(Cucamonga Valley)
4) ワインルド・シング: 【畑名】 コックス・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 メンドシーノ 【A.V.A.】 なし

 
「古木を求めてそこまで行くか!?」と思われました?
3)のモンガ・ジンについては、同銘柄の記述にてお確かめください。

≪2011.10/17試飲≫ まさに繊細さ備えたフェミニンな趣き。上記の造り手に冠するテキスト中に、「角が無くふくよか、ジャミーに陥らぬ果実の魅力とフィネスの調和を兼備...」とは、このワイルドシングを指すコメントです。名称にある“野性的(ワイルド)”を彷彿とさせる性格ではありません。酸がしなやかなボディを形成します。黒系ベリーに黒胡椒、ちょっぴりオーキーな香りを漂わせ、シルキーな口当たりとスムーズな喉越しを得ています。

新樽比率40%のアメリカンオーク+フレンチ×アメリカン×ハンガリアンの各種オークの古樽にて19ヶ月間熟成。

品種構成:ジンファンデル90% Zinfandel, カリニャン10% Carignane 産地:カリフォルニア州>メンドシーノ・カウンティ California>Mendocino County タイプ:[赤] フルボディ Full 内容量750ml


商品番号  A22733 Carol Shelton Zinfandel
希望小売/参考価格4,725円 (税込)
あらかると特価3,480円 (税込 3,654 円) 送料別
完売御礼。ご希望の際は以下「商品について」よりお問合せ下さい

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【キャロル・シェルトン】オールドヴァインジンファンデル"モンガ・ジン"ロペス・ヴィンヤード[2008]


● [最も誉れ高いカリスマ的名匠“ZINの女王”]
【キャロル・シェルトン】 オールドヴァイン ジンファンデル "モンガ・ジン" ロペス・ヴィンヤード クカモンガ・ヴァレー [2008]

≪クカモンガ???≫
【Carol Shelton】 Old Vine Zinfandel "Monga Zin" Lopez Vineyard, Cucamonga Valley [2008]

≪CCOF認証オーガニック≫
  この度のキャロル・シェルトンは、国内入荷の全種となります。


幼少時の体験から、感性を大切にする醸造家でもあると共に、学術的根拠を色濃くするキャリアを有する女史だけに、ワイン造りに関わる相当なスペックシートが届いております。ただし、あえて先入観を除かれてはいかがでしょう。
むしろ、土地毎の知覚を楽しみとする為に、産地と畑の関係をご覧下さい。


1) ロッキー・リザーヴ: 【畑名】 フローレンス・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 ソノマ 【A.V.A.】 ロックパイル
2) カルマ・ジン: 【畑名】 ロバート・ルー・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 ソノマ 【A.V.A.】 ロシアン・リヴァー・ヴァレー
3) モンガ・ジン: 【畑名】 ロペス・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 サン・バーナディーノ(San Barnadino County))&リヴァーサイド(Riverside County) 【A.V.A.】 クカモンガ・ヴァレー(Cucamonga Valley)
4) ワインルド・シング: 【畑名】 コックス・ヴィンヤード
  【産地(郡)】 メンドシーノ 【A.V.A.】 なし

 
「古木を求めてそこまで行くか!?」と思われました?
3)のモンガ・ジンが位置するは、ロサンゼルス市の東側郊外のクカモンガ・ヴァレーなる聞き慣れぬA.V.A.。広義の「サウスコースト」地区に包括されます。
日本輸入は皆無に等しいAVAだけに、「何でまたこんなところに?」との疑問も膨らみますが、実のところ、界隈は大変古い葡萄産地であり、当時植えられていた古木のジンファンデルが今に残されます。

この辺りの造り手としては、「キャロウェイ」があります。
そう、ゴルフクラブメーカーのキャロウェイです。実はワイン生産者として創業が先であるキャロウェイは、隣接するオレンジ郡の果実を用います。
有名無実のAVAではなく、かねてからの葡萄産地を物語る一例です。

新樽アメリカンオーク25%+フレンチ×アメリカンの各種オークの古樽熟成。

「野生のチェリー、アジアの香辛料、アメリカンオークを由来とするブラウンシュガーにキャラメルの香。やや若い現在の口当たりは噛めるようだが既に楽しく飲める。」と述べるキャロル・シェルトン女史…“Very mouthfilling!”とかなりお気に入りの様子です。

今回入荷で唯一のジンファンデル×100%

品種構成:ジンファンデル100% Zinfandel 産地:カリフォルニア州>サン・バーナディーノ(San Barnadino County)&リヴァーサイド(Riverside County)>クカモンガ・ヴァレーA.V.A. (Cucamonga Valley) タイプ:[赤] フルボディ Full 内容量:750ml


商品番号  A22732 Carol Shelton Zinfandel
希望小売/参考価格3,990円 (税込)
あらかると特価2,980円 (税込 3,129 円) 送料別
完売御礼。ご希望の際は以下「商品について」よりお問合せ下さい

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