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ロマネ・コンティにラ・ターシュをも上回る奇跡のパーカー98点 絶大なカリスマ的人気を誇る「カリフォルニア・ラ・ターシュ総本家」 【ピゾーニ・エステイト / Pisoni Estate】 【ルチア / Lucia】
● この度の産地はモントレー郡サンタ・ルチア・ハイランズA.V.A.(公認葡萄栽培区画) カリフォルニアにおけるピノノワール四大産地の一つ、モントレー郡。太平洋に面するモントレー湾から10km程内陸へと進むと、そこには幅の広いヴァレー(サリナス盆地)が広がり、谷床平坦部を挟むように二つの山並みが連なります。東側のガビラン山系と西側のサンタルチア高地。二つは共に、世界的規模の脚光を浴びるワインを幾つも誕生させる葡萄栽培エリアであり、前者を代表する畑には、'76パリ・テイスティング(詳細≫)第三位を誇るシャルドネの造り手シャローンの他、所謂“ロマネコンティ・クローン”で名の通るカレラのエステイト・ヴィンヤード(自家畑)も含まれます。(ジャンセン等) 一方、ヴァレーフロア西側のサンタルチア地区も、高品質果実の供給源が集まるエリアとして名高く、その代表が、ピゾーニを始めとする“ラターシュ・クローン”群。太古の地殻変動により隆起した大地は、かつて海の底であったが故に豊富なミネラルを含有し、主に東を向く畑は、モントレー湾から流れ込む冷たい海風と共に、午前中の柔らかな陽射しの恩恵を享受します。(位置関係詳細は以下の地図を参照下さい。)
● キーワードは、“ラターシュ・クローン” とくれば、代表的な供給源として真っ先に名の挙がるピノノワールの銘醸畑が“ピゾーニ”。幾多のプロデューサーより果実提供を請われ、次々と狂信的人気銘柄を誕生させる単一畑として知られます。しかし、ラ・ターシュの性格を引き継ぐ果実の出所は、ピゾーニのみに限定されません。
● ピゾーニの兄弟畑 ピゾーニ・ヴィンヤードのピノノワールが、D.R.C.(ロマネコンティ社)単独所有となるラ・ターシュからの株分けであるように、専らピゾーニからの分岐種(クローン)が栽培される畑も存在します。ピゾーニを経由したラ・ターシュと同系譜の葡萄樹は、同畑の所有者であるゲイリー・ピゾーニ氏の仲間にも株分けされ、昨今それらは、本家をも凌ぐばかりの勢いで、名高いワインを誕生させています。更には、同じく秀逸なピノ産地であるソノマやサンタバーバラ、メンドシーノ等の例に等しく、ブルゴーニュ・ニュイの傑出グランクリュを源流とする分岐種(ディジョン系ナンバークローン)を選択することにより成功を収めたヴィンヤードの存在も見逃せません。 今回の特集においては、注目すべきそれらの単一畑銘柄もクローズアップします。
 ▼ サンタ・ルチア・ハイランズを牽引する三つのピノノワール銘醸畑 ▼ |
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■ ピゾーニ・ヴィンヤード -Pisoni Vineyard-
幾多ものプレミアム生産者から引っ張りダコとなるピノノワールを産し、カリフォルニア州随一の人気を誇る畑がピゾーニ・ヴィンヤード。(画像右)太平洋岸のモントレー湾から6マイル(約9.6km)程内陸寄り、サンタルチア高地の山麓ヒルサイドに広がるピゾーニヴィンヤードは、異なる土壌タイプと微気候毎に区分けされた幾つかのブロックから構成されています。果実を成熟させる日中の温暖な陽射し。長い成熟期間を導く、涼しい夜間の気温と午前中に発生する寒流からの冷涼な霧。それらの影響により、ピゾーニで収穫される果実には、高級ワインに必要とされる十分な風味と複雑な味覚要素が備わります。 又、ピゾーニヴィンヤードには、同エリアにおける他の畑と比べて一際大きく異なる特徴があります。ピノノワールの酒質に絶対的影響を与える要素と言われ、多岐に渡り細分化されるクローン(分岐種)。カリフォルニアで最も有名且つ注目を浴びるクローンの一つが、このピゾーニヴィンヤードに植樹されている“ラ・ターシュクローン(ピゾーニ・クローン)”です。
畑のオーナー、ゲイリー ピゾーニ氏(画像右)は、1974年に加州立サンノゼ大学を卒業した後に欧州へ旅行をし、ブルゴーニュ地方ヴォーヌ ロマネ村に滞在しました。そこでのある晩、彼は地元の人達とワインを飲んだ後、ナイフを探しにホテルの自分の部屋へと戻ります。ナイフを手にしたゲイリーはブドウ畑に突き進み、幾つかの枝を切り取り、濡れたタオルに包まれたそれらの枝をスーツケースの奥深くに隠し込み帰国しました。(“パンツの中”説もあり。)彼が枝を切り取ったその畑こそが、ロマネコンティ社が単独所有するグランクリュ“ラ・ターシュ”。ゲイリーは帰国後、モントレー郡の中でも特にピノノワール栽培にとって最適と思われるサンタルチアハイランズの標高900〜1300フィート(270〜400m)に、持ち帰ったラターシュからの株分け苗木を植え、自らの名を冠した葡萄園を設けます。かつて、ワインスペクテーター誌のライターであるトーマスギャレット氏(Thomas Garrette)による取材結果で世に公となり、ワイン関係者を騒然とさせた一件でしたが、今ではゲイリー自身が包み隠さず堂々とその事を述べています。 | ■ ゲイリーズ・ヴィンヤード (ギャリーズ/ゲアリーズ) -Garys' Vineyard- ピゾーニ・ヴィンヤードのオーナーであるゲイリー・ピゾーニ氏と、サンタルチア・ハイランズにて100年以上農業を続ける一家に生まれたゲイリー・フランシオーニ氏。1997年、共に“ゲイリー”の名を持つ二人により開墾された葡萄畑がゲイリーズ・ヴィンヤードです。
ゲイリーズもまた、モントレー郡サンタルチア・ハイランズの恵まれた栽培環境のもとで、ピゾーニから株分けされたラターシュクローンのピノノワールを栽培します。(一部シラーも含む。) ロケーションは、陽光浴びる東向きのヒルサイド。50エーカー(20ha)の畑では、土壌や微気候、台木等の違いが考慮され、果実は区画毎に収量や収穫時期が異なり、どこまでも高い質を求める姿勢が貫かれています。人による英知と自然の恩恵から育まれた果実は引く手数多となる中、一部のプレミアム生産者のもとへと渡るばかりか、ここの果実を用いることにより、一躍スターダムにのし上がった造り手さえもあります。
ゲイリーズから果実供給を受けるワイナリーには、タンタラ、ローリング、シドゥーリ、テスタロッサ、コスタブラウン、A.P.ヴァン、ミウラなど。また、ピゾーニ銘柄のリリースによりRP96点に達した最上級ピノプロデューサーの一つ、ロアーもここに含まれますが、実はそこのオーナーこそが共同所有者の一方であるゲイリー・フランシオーニ氏。昨今は、ピゾーニの勢いさえも凌駕するほど躍進目覚しいゲイリーズは、あらゆる葡萄品種からのワイン全てを対象とした、“サンフランシスコ・クロニクル・トップ100”にて百傑の内三銘柄をランクインさせ、ワインエンスージアスト誌では、ピノノワールの畑としてトップ5の一つに挙げられています。 | ■ ロゼラズ・ヴィンヤード -Rosella's Vineyard- 「注目されるはラターシュ・クローンばかり。」の感もあるサンタルチア・ハイランズ(S.L.H)ですが、決してその限りではありません。近年、著名な批評家によるハイスコア続出により際立つ存在感を示し、今最も注目を集めるヴィンヤードがあります。それがロゼラズ。既出ゲイリーズの共同所有者であるゲイリー・フランシオーニ氏がオーナーで、氏の奥様の名を命名由来とします。
(画像右:右側がゲイリー。左側が奥様のロゼラ・フランシオーニさん。)
葡萄の葉が、効率良く太陽の光を受けるに適度な傾斜。果実に凝縮味をもたらす水はけの良い土壌は砂質ローム。南東に伸びるヴァレーの並び直ぐ近くには、WS誌主催“世界No.1シャルドネ決定戦”にて、「世界一」の称号を手中に収めたロバートタルボット所有の“スリーピーホロウ”を望みます。狭い範囲ながらも当小地区に認められる特異なテロワールは、ワールドクラスの評判高いワインを次々と産出し、ワイン用葡萄栽培適地としての秀逸性を証明してきました。
ロゼラズからの果実使用を請うワイナリー数は年々増加の一途を辿り、今ではそれらほぼ全てが第一級生産者として名声を博します。ロゼラズの名を冠したシングルヴィンヤード・ワインをリリースする造り手には、ローリング(WS93)、ヴィション(WS91)、A.P.ヴァン(WS93)、オーガストウェスト(WS92)、テスタロッサ、シドゥーリ、モーガンなど。更に、満を持した発表の後、一躍トップに躍り出たレーベルがここに加わります。ロバートパーカー氏のレイティングにおいては、WA誌初登場でいきなりRP92点デビュー。そして翌年はRP95点。S.LH.産ピノノワールの中で、今、マニアの関心を惹く最たる造り手。それがフランシオーニ氏のプライベートブランド、ロアー(Roar)です。(入荷しています。しかも奇跡のデビューヴィンテージ!) 生来この地で植物に触れ、かつそれを生業とするフランシオーニ氏は産地の特質を熟知しており、ゲイリーズ・ヴィンヤードの栽培管理をも担います。彼の目論見は、S.L.H地区の独自性が十分に発揮された、世界でここだけのワインを造ること。そのもとと成る果実を得る為に、彼はデリケートな葡萄栽培に勤しみ、ロゼラズを周囲のワイン生産者に一目置かれる存在へと導いています。 |

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ロマネ・コンティに例えられるピノには、ジョシュ・ジェンセン率いるカレラがありますが、DRC(ロマネ・コンティ社)が所有するラ・ターシュにも、同事例があります。もちろんそれは、ゲイリー・ピゾーニ率いるピゾーニ。 ピゾーニが自ら所有するレーベルには、「ピゾーニ・エステイト」と共に「ルチア」があります。
「グランクリュ専門」を標榜し続けるDRCですが、DRCに不定期生産のプルミエクリュ(一級)、「キュヴェ・デュヴォー・ブロシェ」があるように、「ルチア」におけるワイン造りのコンセプトも、キュヴェの選別基準を見れば、それに似たケースとも言えます。ちなみに、ロマコンの同年号'08はWA97-98点で価格は言うに及ばず。一方のデュヴォー・ブロシェ'08はWA90-91点。五万円前後で推移します。
更に言えば、DRCが手掛けるも、一般市場には出回らないバタール・モンラッシェが存在するなんてご存知でしょうか?ピゾーニにも、それに類似するシャルドネがあったりもします。それが「シャルドネ "S.L.H."」
ピノにおいて特に注目して頂きたいものは、以下に配置される“S.L.H.”こと「サンタ・ルチア・ハイランズ(Santa Lucia Highlands)。使用果実は、【RP98点】ピゾーニ×【RP96点】ギャリーズのみの構成。 「加州版ラ・ターシュ×2」でも、販売価格はピゾーニの約半額です。 |
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![●[RP95+点][WE94点]【ピゾーニ・エステイト】ピノ・ノワール"ピゾーニ"[2006]](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/cwa/cabinet/ikou_20100427_002/img10414020370.jpg?_ex=200x200&s=0&r=1)
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● [RP95+点] [WE94点] 【ピゾーニ・エステイト】 ピノ・ノワール "ピゾーニ" [2006]
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RP95+点&WE94点 【Pisoni Estate】 Pinot Noir "Pisoni Vineyard" [2006] ■ パーカーポイント95+点 Wine Advocate # 180 Dec 2008より:A fabulous effort from the irrepressible Gary Pisoni, this deep ruby/purple-hued 2006 exhibits a sensational perfume of spring flowers, forest floor, black raspberries, even blacker berries, and hints of smoke as well as earth. A sensational texture, full-bodied mouthfeel, and no sense of heaviness suggest this well-structured, moderately tannic wine will last for at least a decade. Robert Parker 95+ Drink: N/A
■ ワインエンスージアスト誌94点 Wine Enthusiast (12/1/2008)より:Exceptionally fine. Effortlessly combines the impressive power and authority the vineyard is known for with sensual elegance. The flavors of currants, cherries, cola, balsam and clovespice are mouth-watering. Such is the balance of tannins, acids, oak and all other parts that the wine should improve over the next six years, then hold for several more. - S.H.
品種構成:ピノノワール 産地:カリフォルニア州>モントレー郡>サンタ・ルチア・ハイランズAVA California>Monterey>Santa Lucia Highlands タイプ:[赤] フルボディ Full 内容量:750ml |
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