山形県の北西部に位置する酒田市。市域の大部分は庄内平野にあり、周囲には国定公園の鳥海山など
大変自然に恵まれた地域です。
この土地で13代に渡って農業を営んできている仁助屋さん。
茶豆をはじめ、お米、餅米などを生産・加工しております。
毎年7月後半の平野部での畑の収穫から、9月の鳥海山の畑での収穫まで、約2ヶ月間に渡り色々な
品種とその味の移り変わりを楽しむ事ができます。
仁助屋さんの茶豆は、極早生から晩生の品種まで20品種ほどあるのですが、ほとんど在来種のため、
種やさんで毎年種を仕入れるという訳にはいきません!
毎年毎年、自分が出荷する分は自分がその種を用意しなければその品種は無くなってしまうのです。
そして、ただ種を残せば良いのではありません。毎年安定して美味しい茶豆が出荷できるよう、
その味を維持できるように種を残していくのです。
そのために、日々作品を味見し一番美味しい味を脳に記憶させるのです。この品種はこの味!
ということですね。これは一朝一夕に出来ることでは決してありません。
毎年美味しい茶豆が出荷される為の秘訣の一つはここにありました。

仁助屋の渡部さんにお話を伺った時に印象的
だったこと。
「豆作りは楽しいんだよね!」
この一言だけでも、この方が作る作物を食べたい!
と思いますよね?
毎年種まきから定植、そして収穫と年間を通して
作業が行われていますが、その一連の流れを
一つ一つ考え実践し、収穫時期は今年一年やって
きたことの「答えあわせ」と仰っていました。
毎年の経験を活かし、今年は「こうしてみよう」、「ああやってみよう」と試行錯誤を重ねていきます。
この過程がとても楽しいのだとか。
この想いこそが、私達消費者にとってとても有難いことですね!
とは言え自然との共存ですから、自分の思ったとおりにはなかなかいかないものです。
その中で忍耐強く毎年美味しい茶豆を作り上げる仁助屋さんの茶豆!これを食べない手はありません!!