




スペイン中北部のカスティーリャ地方に位置する『ルエダ』は、夏は非常に暑く冬は極寒、昼と夜の温度差が大きいという典型的な大陸性気候で、人が生活するには厳しいが、白ワイン造りには最適な地区。
他の作物がまともに育たないほどの、痩せた土壌と乏しい雨が、完熟し抜群の品質のブドウを育む。 季節は夏真っ盛りの7月。砂漠地帯をひたすら進むと、レンガ造りの建物が印象的な小さな町『ルエダ』に辿り着いた。
ルエダに着いたのがちょうど昼時・・・ 「ルエダ」に隣接する「トロ」という地区の 小さな食堂でランチとなった。
気温は35度、空気は非常に乾燥しており、 喉が焼けるように熱い。自然と体が白ワインを欲する。
私達はルエダ地区の白ワインを注文し、 合わせるメイン料理を決めていると、 マスターが子豚の丸焼きを奨めてきた。
白ワインに肉?
と一瞬ためらったが・・・ ココは、地元に人の意見を尊重することに。 初めて口にする子豚の丸焼きは、パリッパリに焼かれた豚の皮が香ばしく、中からジュワーッとあふれ出る肉汁がたまらない。
少し脂っこくなった口の中にさっぱりしたルエダの白ワインを流し込むと、その相性のよさに驚いた!
柑橘系の爽やかな香りと柔らかい酸味、しっかりとした 厚みがありながら飲みやすい味わいは豚肉にピッタリ!
ワインが豚肉特有のクセをリセットし、ワインもお料理も飽きることなく戴ける。常識を覆す組み合わせに驚きと感動を味わった!!

私の価値観を覆したこの白ワインを探し求め、訪れたのはワインメーカーの『クリアンサ・デ・カスティーリャ・ラ・ビエハ』。
ルエダで何百年もブドウ栽培に関わってきた歴史ある造り手で、ルエダワインの先駆者的存在。品種の特性を知り尽くした伝統の技に最新技術を駆使して造られるワインは近年高い評価を得、スペイン王室でも使われている。
このボデガのおすすめワインは、 偶然にも私たちがレストランで口にした
「パラシオ・デ・ボルノス・ベルデホ」
「ルエダの誇り」と称されるベルデホ種は、ルエダで最も多く栽培されている白葡萄。生育条件が限られており、その上デリケートで扱いづらいため世界でもここでしか栽培されていない。
しかしベルデホにとっての理想の地・ルエダでは、 その個性が遺憾なく発揮され、 肉料理に合うという世界でも類を見ない味わいを 可能にしている。
パイナップルやマスカットなどの アロマが素晴らしく、 やさしい果実味と フレッシュ感あふれる味わい。
イベリコの生ハムと、 この個性的な味わいは絶妙の相性!

なんといっても、その個性溢れる味わい!マスカットや完熟した南国フルーツのなどを思わせる甘く華やかな香り、辛口ながらやさしく滑らかな味わいが、なんとも心地よく、特に夏の乾きを癒してくれる・・そんな上品なワインです!
国内外のコンクールで多数の賞を受賞しており、品質の高さには定評があります!そんな高品質な白ワインが二千円未満で楽しめる!まさに当店を代表する「トップクラスのお値打ち白ワイン」です!!
肉とえば赤を合わせるのが一般的ですが、地元ルエダの有名な老舗レストランがハウスワインとして、このボルノス・ヴェルデホを選んでいます!スペインの肉料理といえば豚が有名。世界3大生ハムの一つで、スペインを代表する生ハム、「ハモン・セラーノ」やポークステーキ、チキンなどとの相性は最高!適度なコクと果実味が白身の肉に絶妙に調和するんです。
このワインメーカー『クリアンサ・デ・カスティーリャ・ラ・ビエハ』は現在5代目のアントニオ・サンス氏が手懸けており、その経験と知識の豊富さは業界でも定評があります。
土壌については、地下4メートルまでの土質を調べ上げ、最も良い育成方法を施し、葡萄は品質を守るために夜に収穫し、農薬も最小限に抑えているそう。上質のワイン造りのために妥協を許さない製法に、この味わいのワインが出来たことは納得の一言!






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