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ベルギー王室の至宝“ギィデ交響吹奏楽団”の膨大なレパートリーの中から、選りすぐりの逸品を集めて収録したCDなんですが、タイトルに「vol.1」とあるくらいだから、今後、シリーズ化されてゾクゾクと発売されていくみたいだね。ゴージャス系の吹奏楽サウンドが大好きなオイラとしては、なんとも楽しみって感じです!
さて、その記念すべき第1弾となる本作は、どちらかというとクラシカルな雰囲気の作品を中心にまとめてあって、ベルギーを代表する作曲家・アプシルの吹奏楽曲を2曲も入れてるところなんざ、さすが愛国心バツグンのギィデって感じだよね(ま、王室のバンドなんだし、当然か・・・)。で、そのアプシルの作品をじっくりと聴いたのって、実は今回が初めてだったんですが、いいね、この人・・・。「ルーマニア」も「儀礼」も、変に現代音楽っぽくなくて、まさにクラシカル!
ギィデの演奏のせいもあるんだろうけど、メロディアスでなんとも上品なんだよね。調べてみたら、メチャクチャたくさんの曲を書いてるみたいなので、せっかくだから、吹奏楽にこだわらず色々聴いてみようと思います。
そして、ラストに収録されてるストレンスの「ダンス・フュナンビュレスク」も超聴きもの! BPショップでも昭和音大のバージョンなんかがあるけど、この曲はもともと、このベルギー・ギィデ交響吹奏楽団のために書かれた作品だったわけで、いわば、遂に本家本元の演奏が楽しめちゃうということなんだよね。
前半の美しくも妖しげなソロといい、後半部分の「ディオニソスの祭り」を彷彿とさせる派手さといい! たまんない名曲だよね。まだ聴いたことない人は、ぜひ、この演奏で聴いてみてよ。(2005.8.27.)
■ギィデ交響吹奏楽団とは?
ベルギー国王・レオポール I 世専属のプライベート楽団として1832年に創設されたギィデ交響吹奏楽団。メンバー全員がベルギー国内の音楽院を一等賞を得て卒業した音楽家だけで構成されている、まさにベルギー王室の至宝と呼ぶにふさわしいスーパー・バンドである。
フランス式の楽器編成を持つ大編成ならではのサウンドと響きは、1度聴いたら誰もが虜になってしまうほどゴージャスで、世界中の吹奏楽ファンはもとより、作品を提供する作曲家たちをも魅了し続けている。
ちなみに、ヴァンデルローストの「スパルタクス」や「プスタ」、デメイの「指輪物語」の初演を行なったのもこのギィデ吹奏楽団で、デメイの自宅には初演時のポスターが今も大切に飾られてるほど。それほどこのバンドに作品を演奏してもらえることは作曲家にとってもステータスなのである。
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・演奏団体:ベルギー・ギィデ交響吹奏楽団(Royal
Symphonic Band of the Belgian Guides)
・指揮者:ノルベール・ノジ(Norbert Nozy)
・発売元:ハファブラ・ミュージック(HAFABRA MUSIC)
1. ルーマニア風/ジャン・アプシル【15:11】 ⇒(楽譜セット)
Roumaniana/Jean Absil
I)Danse de Cralova et de Caracal 【2:38】
II)Berceuse melancholique 【4:21】
III)Danse de transsylvanie 【2:39】
IV)Chansons de Brassov 【2:47】
V)Fete populaire 【2:46】
2. パストラーレ/ヨハン・セバスティアン・バッハ【10:50】
Pastrale for Organ/Johann Sebastian Bach
I) Praeldium【2:50】
II) Allemande【2:22】
III) Aria【3:30】
IV) Gigue【2:08】
3. ヒタネリアス/ルイ・デ・メステール【5:55】
Gitanerias/Louis De Meester
4. 儀礼/ジャン・アプシル【13:54】
Rites/Jean Absil
I) Pour saluer l'aurore【5:51】
II) Pour conjurer les esprits【4:16】
III) Pour feter le soleil【3:47】
5. スペイン舞曲/エンリケ・グラナドス【12:28】
Danses Espagnoles/Enrique Granados
I)Oriental【3:47】
II)Andaluza【3:14】
III)Rondalla Aragonese【5:27】
6. ダンス・フュナンビュレスク/ジュール・ストレンス【11:24】 ⇒(楽譜セット)
Danse Funambulesque/Jules Strens
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