紅茶の美味しさの秘訣はじっくり発酵
6月に二番茶を摘採(てきさい)し萎凋(いちょう)させた後、粗揉(そじゅう)し、さらに揉捻(じゅうねん)、発酵したあと乾燥し、さらに半年以上熟成させます。
その後さらに乾燥し、ふるいにかけ、選別したものを、袋詰めして出荷となります。
さくら紅茶は、この完全発酵を半年間かけてじっくり行うのが、美味しさの秘訣です。
なぜ、紅茶には二番茶なの?
一番茶は、旨みも多く柔らかい葉なので、煎茶用に、二番茶は、一番茶に比べ渋みが強くなり、葉も固くなるので紅茶に適していると考えたからだそうです。
【在来種とは】
ひとつひとつの種が違う遺伝子情報をもつ、個性的な品種の集まりのことをいいます。
在来種は芽の出方がばらばらで、摘む時期や製法なども単一品種に比べ難しいのですが、逆にいえば多様性があり、病気などに強く、また味や香りの点でも複雑になります。
桜野園の在来種は、昭和3年に種からひとつひとつ育てたお茶です。
一番古いお茶では、80年以上の樹齢となっています。
一般的に現在の品種は、挿し木で植え育てているため、すべて同じ遺伝子をもつお茶の集合になり、均一のお茶となります。
【やぶきたとは】
やぶきたは1908(明治41)年に静岡県の篤農家、 杉山彦三郎が在来種の中から見つけた品種です。
やぶを切り開いた茶園の北側に植えた茶樹から選抜したことで、やぶきたの名前が付けられたと言われています。
この樹は、今も現存しており、日本のやぶきたは、すべて、この樹から分かれた同じ遺伝子を持つものです。
現在では、静岡茶の90%以上がやぶきたとなっているほどです。
どんな肥料でつくっているの?
桜野園では、化学肥料・農薬等の化学物質は一切使わないで栽培しています。
使用している肥料は、堀内製油(熊本)の国産の圧搾菜種油粕、また、鹿児島県枕崎産のさば節、かつお節などの魚粕を混合しています。
肥料は、人間が食べられるものを原則に考えて使用しております。
自然農法(無肥料・無農薬栽培)にも、(茶園面積にして80アール)取り組んでいます。
自然農法では、有機・無機に関わらず、肥料も農薬も使わずに、土本来の力だけで作物を育てるのに対し、有機栽培では、許可されている農薬や化学肥料をやむを得ず使用することは規定の範囲内で許されていますが、原則としては、3年以上化学肥料や農薬を使用しない土で、有機肥料を使って栽培する方法です。
◆お茶仕掛け人 松本和也さんについては こちらをご覧ください。
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