なぜ、地元の大豆、小麦にこだわるのか?
醤油づくり
安全で、醤油に適した原料を求めてたどり着いたのが、岩手県産丸大豆と県産の南部小麦、長崎県五島列島の塩でした。
「なぜ、地元の大豆や小麦を使うのかというと、自分で畑に見に行けるから。
見に行った時に、農家の人と話や情報交換が出来、自信を持って原料に使えます」と社長。
これらを原料にして作ったもろみを、杉の桶で2年かけて熟成させ、江戸時代から伝わる『古式てこ搾り法』で、じっくりと時間をかけてもろみを搾ります。
どのくらいかというと、1回あたり1週間かけて、720mlビン450〜500本。
とっても稀少なのです。
【古式てこ搾り法】
通常は、油圧機で強い力をかけもろみから醤油を搾り取りますが、八木澤商店の生揚醤油は「古式てこ搾り機」で15キロの重石をのせ、1週間かけてゆっくりと搾ることで、雑味や大豆の油分が混じらず、うまみの多い醤油が完成します。
非遺伝子組換え 丸大豆(まるだいず)
醤油づくり
丸大豆は、岩手県産の非遺伝子組み換え白目大豆丸粒。
岩手県内産 南部小麦
岩手県内産の南部小麦の1等品 小麦の主成分であるでんぷんが麹菌の酵素(アミラーゼ)の働きでブドウ糖にかわり、甘みとコクを生み出します。
ブドウ糖が乳酸菌により乳酸や酢酸などの有機酸に変化し、塩辛さを和らげ、しょうゆの味をひきしめます。
ブドウ糖の一部がアルコールに変わり、香りを高める働きをします。
ミネラルたっぷりの五島列島の塩
長崎県五島列島の海水を100%使用の塩です。
八木澤商店のお醤油との出会い
八木澤商店の醤油
6〜7年ぐらい前、生産者として参加する会に出かけると、八木澤商店の社長夫人とご一緒になりました。
社長も、常務(奥様)もいつでもどこでも、中心で光を放っている方で、食への真摯な姿勢と、お茶目(失礼)な遊び心に溢れている豊かな人間性に魅かれました。
でも、それより10年ほど前に、八木澤商店のお醤油に出会っています。
勤務校の同僚だった先生方と出かけた小旅行で、お刺身と一緒に「この醤油は、最高だ。食べてみなんせ」とふるまってもらったのが、最初の出会いでした。
三陸の海の幸より、お醤油をすすめられたのです。
甘みにさえ感じられる旨みたっぷりのお醤油でした。
岩手のみならず、日本の本当の食文化を守り、牽引していくのは、八木澤商店の方々だと思っています。(小泉まき子)
◆醤油仕掛け人 河野さんについては こちらをご覧ください。
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