血圧は病院や診療所で測ると、通常よりも高めになってしまうことがあります。
この現象を白衣症候群と呼んでいますが、正確にしかもいつでも測れるよう血圧計は、
体温計や体重計と同じように自宅に備えておきたいアイテムです。
自宅にあれば早朝や入浴後、就寝前など通院では測れない
血圧値を知ることができます。
高血圧とは、上が140mmHg下が90mmHgを超えた時を云い
ますが、注意したいのは下の血圧が高い場合で、血管の
弾力性が失われた動脈硬化の状態です。掃除中や運動時
は安静時よりも当然高くなりますが、何か緊張したり便
秘症の人がトイレで用を足している時にも急に高くなっ
たりします。
冬の入浴では、まず脱衣室が寒いと上がり、さらに湯船
に入って約一分後がピークとなり、その後抹消まで血管
が広がるため急激に血圧は低下します。この大きな変化
が「のぼせ」の状態で、とくに高齢者では脳の血管が切
れたり、気を失って溺れなど恐ろしい事故につながりま
す。
この防止策として、予め脱衣室を暖房し、浴室も熱めのシャワーを脱衣時の数分間
なるべく上の方から出しておきますと、温度・湿度だけではなくマイナスイオンも上昇し
快適な空間になります。お湯はいきなり肩や頭に掛けたりせず、足からシャワーなどで
温めるように軽く洗いましょう。湯船にもいきなり肩まで浸かるのは危険です。まず胸
の下まで暫く温める半身浴が安全です。これで血圧の変化を大幅に減らすことができます。
なお一般に血圧は、加齢とともに高くなる傾向がありますが、近年日本では30歳以上
の男性の約半数、女性の約4割が高血圧といわれています。一方で20代、30代の
女性の低血圧も多く見られ、中高年のかただけではなく、若い世代から日常生活での
計測を習慣づけて数値を把握しておくことが重要視されるようになってきました。
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