Q 「ベクレル」って言葉を聞くけど何ですか? |
| A 放射性物質は原子が崩壊して放射線を出します。
放射線を出す能力を放射能といいますが、放射能の強さや量を表す単位が「ベクレル」です。
1秒間に原子一つが崩壊すると、1ベクレルといいます。
崩壊するときに出る放射線の種類やエネルギーの大きさには関係がありません。
放射能の強さ(ベクレル:Bq)は、放射性物質の量を表すために用いられます。
ベクレルはフランスの科学者で、ウランから放射線が出ていることを発見した人です。 |
Q 1ベクレルってどのくらいの量ですか? |
| A
ラジウム温泉1リットルでおよそ10万ベクレル、人も体内に放射性物質を含むため、人体全体で約6千〜7千ベクレル、たばこの灰1グラムで約5.9ベクレルといった具合です。 |
Q 「シーベルト」という単位もあるけど、どう違いますか? |
| A 「シーベルト」は人間が放射線を浴びたときの影響を表す単位です。
放射性物質が出す放射線にはレントゲンが発見したX線、その他アルファ線やベータ線ガンマ線といった種類があり、その種類や物質からの距離によって人体への影響が異なります。
日本人は自然状態で年間約2.4ミリシーベルト浴びています。
これ以外に、人工的には年間1ミリシーベルト(千マイクロシーベルト)が一般人の許容限度とされていますが、CTスキャンなど明確な利益や理由がある場合は、許容限度とは別に考えることになっています。
職業で放射線作業をする人には別の基準があります。
※ シーベルはスエーデンの科学者で、放射線防護のことで功績がありました。 |
Q 「ベクレル」と「シーベルト」の違いとは? |
| A
◆ シーベルト: 放射線が人体に及ぼす影響を示す単位
◆ ベクレル : 放射性物質が放射線を出すときに使われる単位
電球に例えると、光の強さそのものに相当するの(ワット)がベクレル、距離によって異なる明るさに相当するの(ルクス)がシーベルトだと説明する専門家もいます。 |
Q 放射線の害とは何ですか。 |
| A 放射線が近くを通過すると、原子や分子はイオン化され、生体組織や遺伝子を傷つけたり、活性酸素(酸素分子から電子が1個失われたもの)が生じて生命活動を妨げたりします。
放射線を浴びただけ、修復しきれない傷が増えていきます。
一度に多量に浴びた場合と、累積量は同じでも少しずつ浴びた場合では人体への影響が、人体の免疫作用により違うと言われています。 |
Q 食品での基準は? |
| A 食品衛生法による暫定的な規制値として、放射性ヨウ素については、
飲料水や牛乳で1キロ当たり300ベクレル、
野菜類は同2千ベクレル、放射性セシウムについては、
飲料水や牛乳は1キロ当たり200ベクレル、
野菜や米などの穀類、肉、卵などでは、同500ベクレル以下と定められ、
これを超える食品は食用に回らないように自治体などに求めています。
国は現在、この暫定基準値の見直しを進めています。 |
Q 会津夢の郷楽天市場店で販売しているお米は大丈夫? |
| A NPO法人の日本GAP協会に依頼して、放射能検査プログラムを導入してお米の安全性を確保しています。
このプログラムでは農場内で一番高い放射線量を示す田んぼを見つけます。
次にその田んぼの土壌を分析して、国が発表した放射性セシウムが玄米に移行して蓄積される割合(移行係数)0.1を基に、この田んぼから収穫される玄米の放射性物質の量を推計します。
最後にこの水田や他の水田から実際に収穫された玄米の放射線量を分析します。
会津夢の郷楽天市場店で販売しているお米は、全て有限会社グリーンサービスが生産しているものですが、コシヒカリやひとめぼれ、ヒメノモチといったいずれの品種からも放射性物質は検出されませんでした。 |
Q 福島県内の米から基準値を超える放射性物質が検出というのは本当?! |
| A
福島市の大波地区や伊達市、二本松市の一部から、それぞれお米の暫定基準値である500ベクレルを超える値が検出されています。
いずれの地区(旧町村単位)でも、予備検査や本検査といった国と県で策定し実施した放射線の検査では、基準を超える値は検出されていません。
米の販売はしないで、自家用米として保管してあった米について農協に自主検査を依頼したところ、そのお米から検出されています。
いずれの地区でもすぐに出荷自粛、出荷規制となりましたので、小売店の店頭など一般の流通市場には出回っておりません。 |
Q 何が問題だったのでしょうか? |
| A ここ会津や中通り、浜通りでは原発事故発生当初から大気中の放射線量も、また田んぼや畑といった農地の土壌中の放射線量も違っていました。
発生直後は中々データが得られず分からないことが多かったのですが、その後文部科学省などから詳しい放射線量についてのデータが示されるようになってきています。
お米を収穫して放射能検査を行う段階になった頃には、相当のデータがあったと思われます。
ですから、たとえば線量の低い会津地区と県内他地区とでは検査のやり方そのものを変えるなど、何らかの対処方法があったと思われます。
検査のやり方そのものに工夫が足りないか無かったとしか言えません。
今後詳しい検証がされるとは思いますが、このことにより消費者からの信頼を完全に打ち壊してしまったことは間違いありません。
加えて、ここ会津の米でも、他の福島の米と一緒だと捉えられ風評被害どころか実害になっています。
非常に残念なことです。 |